第1会場:唐津市近代図書館美術ホール(唐津市新興町23)
第2会場:旧唐津銀行1階ギャラリー(唐津市本町 1513-15)
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■ご挨拶
画家乗田貞勝が唐津の町並みを望む高台に自宅兼アトリエを構えたのは、1980年でした。以来、インドネシア・バリ島への渡航は100回を超え、豊穣の自然、そして生命の循環を鮮烈な赤と青で描き、東京と福岡で毎年交互に開く個展では多くの人を魅了してきました。
そんな画家人生の中で、2021年秋、福岡三越美術画廊で開いた個展の際、買い物の途中、偶然立ち寄ったという唐津市の初老の男性が「あなたみたいな画家が唐津にいるとは知らなかった」と感銘の面持ちで話しかけ、数日後、再び会場を訪れました。その話を聞いた友人や旧知のファンが、地元では初めてとなる展覧会を思い立ちました。
乗田はバリ島をはじめ、アジア各地を旅する中で、自然への畏敬の念とともに、観光や開発によって変わっていく風景に危機感を深めてきました。コロナ禍が続く2023年新春、これからの私たちの足元を照らす一灯となることを願います。
実行委員会会長 岩本剛人
■ ギャラリートーク
日時/各回14:00~(30分程度)
1月8日(日)、14日(土)、18日(水)、21日(土)
会場/唐津市近代図書館美術ホール
定員/20人(当日先着順)