3月~6月に東京・国立科学博物館で開催の「大哺乳類展3―わけてつなげて大行進」の巡回展が福岡市博物館にやってきます。国立科学博物館では2010年から続く人気シリーズが九州に初上陸。東京展をベースに、大哺乳類展に初めてふれる皆様にもわかりやすく一部再構成してお届けします。
本展は生物多様性研究の礎となる「分類」と「系統」がテーマ。現在6,500種以上存在するとされ、世界中の陸上、水中、地中、さらに空とさまざまな環境で生きる哺乳類を、見た目や内部の特徴、DNAなどをもとに分類し関係性をつなぎあわせることで浮かび上がるさまざまな「ふしぎ」に迫ります。
国立科学博物館が誇る剝製標本が約200点「大行進」するエリアが最大のみどころ。トラ、パンダ、オカピやアザラシに、小さなモモンガやモグラまで、自然界でも動物園でも見られない賑やかな「共演空間」をお楽しみください。アジアゾウの全身交連骨格や、シロナガスクジラの心臓の実物大レプリカなどにも注目です。