シュルレアリスムを代表する画家として活躍したサルバドール・ダリ(1904‒1989)。数々の奇矯な言動で話題を振りまいたダリは、6歳で油彩による風景画を描いて以来、その才能を絵画のみならず、彫刻、オブジェ、舞台、宝石デザイン、広告デザイン、映画、文筆など多方面で発揮します。後半生では版画の制作にも力を入れ、生涯1600点以上の版画作品を残しました。「柔らかい時計」や「松葉杖」といったおなじみのモチーフはここでも健在で、ダンテ『神曲』やゲーテ『ファウスト』などのヨーロッパの古典文学を絵画化した作品群にまで、ダリ独自の世界が展開されています。本展では、彼が版画に精力的に取り組んだ1960年代の作品を中心に、晩年に至るまでの約200点を展示します。奇想天外なダリの版画展をお楽しみください。
開催情報
- 日程
- –
- 時間
- 10:00~17:00(入場は閉場の30分前まで)
- 会場
- 九州芸文館
833-0015 福岡県筑後市大字津島1131
- 料金
- 一般800円(600円) 高大生500円(300円) 小中生300円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金
※65歳以上の方は特別割引料金(600円)
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方およびその介助者は無料
- 主催
- 九州芸文館美術展実行委員会
- お問い合わせ
- 九州芸文館
TEL:0942-52-6435 FAX:0942-52-6470