この個展では、お馴染みの「月」や「太陽」の迫力のある姿から、なかなか見る機会が少ない「銀河」「星団」「星雲」そして「星景、星野」写真を展示します。
普段空を見上げることがあまりないかもしれませんが、教科書や図鑑、SNSなどで宇宙の姿や天体写真を一度は目にしたことがあると思います。しかし、そこで目にする宇宙の天体はあくまで資料であり、非日常的でリアリティを感じないのではないでしょうか。
そこで、個人が撮った「写真」を通じることによって、私たちが普段から利用している「写真」とリンクすることとなり宇宙の天体がもっと身近な存在になると考えています。
森直矢(主催者)プロフィール
1991年福岡県生まれ。登録者数1万人越えの数学物理YouTuber。理数系の講師でもある。
小学生の頃「地球以外にも惑星がある」と知り、宇宙に興味を持つ。10歳で初めて天体望遠鏡を買ってもらい、その時に見た土星に感動。天体観測にハマる。そして中学生の時に天体写真に挑戦するも失敗する。そこから15年余りが経ち、ふと望遠鏡のカタログを見てもう一度天体写真を撮ってみたい気持ちが再燃する。機材を揃え、念願の天体写真撮影に成功する。その時の感動を写真で伝えたいと思い、憧れの個展を企画し実行に移した。それが今回の『みつのき星空展』である。
展示内容
よく見かける星座も、一部を拡大すると色とりどりの星雲と呼ばれる、光る独特な形の雲がある。また、星の集まりを拡大するとまるで宝石をちりばめたような美しい星団がある。そして光の速さでも何百万年もかかるような遠い銀河も映し出すことができる。その美しい姿を肉眼で見ることを可能にするのが天体写真である。
30点以上の天体写真や星景写真、各展示のキャプション、宇宙や星の解説パネルなどを展示。A3以上の大きいサイズで迫力のある天体の姿をご覧ください。