旧長崎街道に面する築90年程の古民家。「漆の家」として年に一度、隣接する伊勢神社の2月の大祭に合わせ展覧会を行ってきました。今年は、新型コロナウイルス感染拡大を受け2月の開催は見送っておりました。コロナ禍、展覧会の意義とは何か。不要不急ではありますが、地域での発表の機会を途切れさせないためにも、規模を少し縮小し7月初旬に開催することにしました。佐賀大学で漆を学ぶ学生の作品も合わせて展示いたします。初夏の風を部屋に通し、これまでの寒い開催時期にはない爽やかな空間になればと思います。感染収束の先が見えないところではありますが、足をお運びいただけますと幸いです。