EUREKAでは、7月18日(日)より、福岡を拠点に活動するアーティスト宮田君平による「EXHIBITION STORE」を開催します。
「EXHIBITION STORE」は、2021年7月18日(日)から8月1日(日)まで、EUREKAで行う、現代美術家・宮田君平が手がけるポップアップストアです。
美術展示の現場で作家の構想を具現化する「アートインストーラー」としても活躍する宮田が、自らの仕事で使う様々な「道具」や「事象」を作品化し、あたかも展覧会のように陳列し、雑貨店のように販売します。会場であなたが購入するモノは「作品」か、それとも「商品」か? モノの価値を巡りながら、美術に出会う。期間限定のショップへ、ぜひ‘‘お買い物‘‘に足をお運びください。
宮田君平 (Kumpei Miyata)
1981年宮崎生まれ。2006年福岡教育大学大学院美術教育課程修了。作品発表の度毎に、長距離を陸路移動したり、モデルに扮したり、海を泳いだり、飛んだり跳ねたり、異なるアプローチで自分の身体を使ったパフォーマンスを伴う作品を発表しています。また、美術現場に関わる様々な仕事に携わりながら、その中で見える美術の構造についての作品制作を行っています。
近年の展覧会に、2017年「MESSAGE 2017 -南九州の現代作家たち-」(宮崎)、2016年「ASIA YOUNG 36」(韓国)、2015年「The Mildura Palimpsest Biennale #10」(オーストラリア)、2014年「糸島国際芸術祭2014」(福岡)等。
本展覧会においては、宮田自身が常に「販売員」として会場に常駐し、接客を行います。また、会期中にゲストを招いて、物の価値や美術の裏方を題材としたトークイベントを行います。
《トークイベント》
TALK 1
日時:7月18日(日)13:00 〜1時間程度を予定
ゲスト:青木一将(ミラクルファクトリー 代表)、宮路雅行(インストーラー/展示技術者)
テーマ:「展覧会を作る仕事/俺たちの生業、楽しいアートインストール!」
アートインストールとは何なのか?基礎編から超応用編まで、業界の最先端事例を語り尽くします。
TALK 2
日時:7月24日(土)13:00 〜1時間程度を予定
ゲスト:松尾慎二(二本木店主/作家見習い)、三好剛平(三声舎 代表)
テーマ:「モノの価値:商品と作品のあいだで」
商品と作品の違いとは?物の価値を巡って、消費の力学を軸に様々な視点から意見を交換します。
TALK 3
日時:7月31日(土)13:00 〜1時間程度を予定
ゲスト:徳永昭夫(芸術現場調整家・FUKUOKA ART NINJA 代表)、フランク・ボーデ(focusfilm16 代表)
テーマ:「福岡から世界につながるアートインストールの現場」
美術があれば世界中どこでも現場になる。福岡を拠点に海外で実践された事例を紹介します。
*いずれも会場はEUREKA、参加無料 要申し込み。詳細はエウレカホームページをご確認ください。