永田玄の眼 タイ古陶の美
長崎県美術館
皿、カロン窯(タイ北部)、15-16世紀

長崎県美術館では、「永田玄の眼 タイ古陶の美」を開催いたします。本展は、長崎ゆかりの編集者・コレクターの永田玄氏コレクションを特集するものです。タイとその周辺地域の陶磁器、中でもその「黄金期」と言える15-16世紀に生まれた素朴でみずみずしい魅力ある作品を中心にご紹介します。16世紀の朱印船貿易の時代より、長崎と関わりの深いタイおよび東南アジアの陶磁。これらは、中国やオランダの影響のみならず、様々な国が長崎の文化の成り立ちに深く関わっていることを強く思い出させてくれる存在と言えます。コレクターとして、そして一生活者としての永田の眼(審美眼/眼識/目のつけ所)にも焦点を当てる本展は、観る方々にとり、身の回りの「美」に親しむ豊かな鑑賞体験の契機となることでしょう。

■永田 玄 略歴
ながた・げん/1952年、東京生まれ。編集者、プランナー、蒐集家。平凡出版株式会社(現・マガジンハウス)で雑誌編集を手掛けたのち独立し、広告や編集などの仕事に従事。一方で1980年代後半よりタイ文化に強い関心を抱き、北タイの古陶を中心に蒐集を続ける。父は長崎県出身の画家、永田力。現在は東京と、長崎市茂木の二拠点で生活する。

開催情報
日程
時間
10:00〜20:00(最終入場 19:30)
備考
会 場:常設展示室第 1 室
休館日:11月27日(月)、12月11日(月)・25日(月)、
12月29日(金)〜1月1日(元日)、1月9日(火)
会場
長崎県美術館 

 850-0862 長崎県長崎市出島町2番1号

料金
一般 420(340)円
大学生・70歳以上 310(250)円
小中高生 210(170)円
◎( )内は15名以上の団体料金。
◎長崎県内在住の小・中学生は無料。
◎学校行事の一環として、長崎県内の小・中・高・特別支援学校生が利用する場合は、引率の教員を含め、無料。
◎身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証提示者及び介護者1名は無料。
◎企画展『浪漫の光芒―永見徳太郎と長崎の近代』のチケットでも観覧できます。対象期間|2023年10月27日(金)~2024年1月8日(月・祝)
主催
長崎県、長崎県美術館
Webサイト
http://www.nagasaki-museum.jp/permanent/archives/912
お問い合わせ
長崎県美術館
〒850-0862 長崎市出島町2番1号
TEL:095-833-2110
FAX:095-833-2115
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