『KASHIMA2024』では都市や自然の変化をテーマに制作するマオ・ソヴァンチャンディ、「風景」を主な題材に即興的な絵画を制作する手嶋勇気、異分野とのコラボレーションによって地域や社会における多様性を見出すファンディ・リザルディの3名のアーティストが滞在中です。
期間中、オープンスタジオのほかワークショップや、国内各地でAIRを実践するゲストを迎えたトークイベントも開催します。みなさんのご来場・ご参加をお待ちしています。
関連イベント
オープンスタジオ
アーティストの制作現場を公開するオープンスタジオを開催します。
別府での滞在で何を感じ、どのようなことを考えたのかを、作品・スケッチ・資料やアーティスト本人による解説、対話を通して体験できる機会です。
日 時:2024年12月13日(金)〜15日(日) 13:00〜17:00
会 場:BEP.Lab (別府市北浜1-2-28 草本ビル2階・3階)
料 金:無料、予約不要
※会場は追加される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
スタジオツアー
アーティストと本企画担当者が、各スタジオを案内します。
滞在中のようすや制作過程なども含めお話しします。
※逐次通訳あり
日 時:2024年12月14日(土) 15:00〜16:00 ※定員に達したため、締め切りました
2024年12月15日(日) 15:00〜16:00
会 場:BEP.Lab
料 金:無料
定 員:各日15名程度 (要予約)
お申し込み:下記のいずれかでお申し込みください
・申し込みフォーム >こちら (フォームが開きます)
・電話:0977-22-3560 (BEPPU PROJECT)
トークイベント
AIRの可能性〜時間と場を共にすること〜
国内各地でアーティスト・イン・レジデンス (AIR) が実施されていますが、アーティストの選定方法や滞在期間、支援内容など、そのやり方は多様です。普段は別の土地で生活・活動しているアーティストと一時的とはいえある時間と場を共にすることは、社会やわたしたち、そしてアーティスト自身にどのようなことをもたらすのでしょうか。別府の状況も踏まえながら、ゲストはもちろん、会場にお越しいただいたみなさんともAIRの可能性を探りたいと思います。
TALK1
信州アーツカウンシルの野村政之さんをゲストに迎えます。信州アーツカウンシルは、芸術文化活動を推進する団体やアーティスト・クリエイターなどに対し支援をおこなっており、その1つとして県内全域で展開する『NAGANO ORGANIC AIR』があります。また野村さんはコロナ禍にゲストハウスなどと協働してアーティストを受け入れる『アーティストの冬眠@信州』など、ユニークなAIRも実践しています。それらの取組をもとに、地域のなかでAIRが持ち得る役割について考えます。
ゲスト:野村政之 (信州アーツカウンシル コーディネーター)
進 行:家入健生 (BEPPU PROJECT ディレクター)
野村政之 (信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター)
1978年長野県生まれ。舞台芸術の企画・制作やドラマトゥルクとして創作現場に、コーディネーターなどとして公的芸術文化支援に並行して携わる。長野県内の公共ホール、東京の小劇場での活動、アーツカウンシル東京アーツアカデミー調査員、沖縄アーツカウンシルプログラムオフィサー、長野県県民文化部文化政策課文化振興コーディネーターなどを経て、2022年4月より現職。(一社) 全国小劇場ネットワーク代表理事、NPO法人舞台芸術制作者オープンネットワーク (ON-PAM) 理事。
日 時:2024年12月1日(日) 15:00〜16:30
会 場:BEPPU STUDIO 01 (別府市楠町14-2 財前ビル1階)
料 金:無料
定 員:20名 (要予約)
お申し込み:下記のいずれかでお申し込みください
・申し込みフォーム >こちら (フォームが開きます)
・電話:0977-22-3560 (BEPPU PROJECT)
TALK2
国内外で活躍するキュレーターの服部浩之さんをゲストに迎えます。服部さんはキャリアの初期から長年にわたりAIRに従事し、規模・状況の異なるさまざまな場所で展覧会やアートプロジェクトを実践してきました。今回はこれまで服部さんが携わってきたAIRや展覧会を紹介してもらい、『KASHIMA』をはじめ同時に開催されている展覧会など、別府での取組も踏まえ、「協働/共同性」や「柔軟性」を糸口にAIRの可能性を考えます。
※本トークイベントに参加される方は、事前にオープンスタジオの鑑賞をおすすめします
ゲスト:服部浩之 (キュレーター|東京藝術大学大学院 准教授、国際芸術センター青森 館長)
進 行:家入健生 (BEPPU PROJECT ディレクター)
服部浩之 (キュレーター|東京藝術大学大学院 准教授、国際芸術センター青森 館長)
早稲田大学大学院修了 (建築学)。国際芸術センター青森などで約10年間アーティスト・イン・レジデンスに従事。フリーランスを経て、秋田公立美術大学などで芸術教育に携わる。公共性・コモンズ・横断性をキーワードにさまざまな表現者との協働を軸にしたプロジェクトを展開。近年の活動に第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館展示『Cosmo-Eggs|宇宙の卵』(2019年)、『200年をたがやす』(2021年、秋田市文化創造館)、アートサイト名古屋城『想像の復元』(2023年) など。
日 時:2024年12月14日(土) 17:30〜19:00
会 場:不老泉 2階 集会室 (別府市中央町7-16)
料 金:無料
定 員:25名 (要予約)
お申し込み:下記のいずれかでお申し込みください
・申し込みフォーム >こちら (フォームが開きます)
・電話:0977-22-3560 (BEPPU PROJECT)
ワークショップ
『Would you like 風景画? in Beppu 手嶋勇気共同公開制作』
KASHIMA 2024招聘アーティストで画家の手嶋勇気と一緒に大きな絵を描こう!
手嶋は普段、スマートフォンを使ってスケッチした風景を、プロジェクターで壁に投影し、線をなぞるようにして絵画作品を制作しています。
今回のワークショップでは、手嶋がスケッチした別府の風景を、参加者のみなさんになぞってもらい、大きな絵画作品を一緒に作ります。どなたでも参加できますので、ぜひお越しください。
日 時:11月29日(金)、11月30日(土)、
12月6日(金)、12月7日(土)
各日とも 13:00〜17:00
※上記時間内で、途中参加・退出も可
会 場:BEP.Lab (別府市北浜1-2-28 草本ビル)
持ち物:なし。ただし汚れても良い服装でお越しください
参加無料、年齢制限なし、経験不要、予約不要
※関連イベントは追加される可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください