OKADA-ROOM Vol.16
ー陽光の下で描くー
岡田三郎助《富士山(三保にて)》
岡田三郎助《富士山(三保にて)》1920年、佐賀県立美術館

佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠、岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ、1869~1939)の画業と人物を顕彰してきました。

1897(明治30)年から1901(明治34)年にかけてパリで油彩画を学んだ岡田三郎助は、師ラファエル・コランについて外光を取り入れた明るい色彩表現を会得しました。そこで得た学びは、のちに花開く岡田の温雅な色彩感覚の一端をなすこととなります。この岡田の色感は人物画のみならず、屋外の光景を描いた作品でとりわけ豊かに発揮されました。

今回のOKADA-ROOMでは、岡田三郎助をはじめ、洋画家たちが手掛けた風景画の名品を下記により紹介します。春から初夏にかけての瑞々しい野山の景や、留学や旅行で遊んだ外国の風景など、画家たちが現地で味わった光や風、空気を想像しながらお楽しみください。

参加アーティスト
岡田三郎助、久米桂一郎、ラファエル・コラン、小代為重、高木背水、御厨純一、北島浅一、青木繁
開催情報
日程
時間
9:30~18:00
備考
休館日:毎週月曜日
※5月4日(月曜日・祝日)~6日(水曜日・祝日)は開館、5月7日(木曜日)は休館
料金
無料
主催
佐賀県立博物館・美術館
お問い合わせ
佐賀県立博物館・美術館(0952-24-3947)
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