搬入プロジェクト 山口・中園町計画
山口情報芸術センター [YCAM]

巨大物体をYCAMに搬入せよ
あの演劇プロジェクトが開催延期を経てついに開催!

山口情報芸術センター[YCAM]では、現在生まれつつある新しい身体表現の魅力をダイレクトに伝えるシリーズ企画「YCAM performance lounge(パフォーマンス・ラウンジ)」の第7弾として、「搬入プロジェクト 山口・中園町計画」を実施します。

『搬入プロジェクト』とは、パフォーマンス集団・悪魔のしるしが発案した演劇プロジェクトです。会場となる建物内にかろうじて入る大きさ・形状に設計された巨大な物体を、人力で館内に搬入する様子を一種の「演劇」として提示するという彼らの代表的な作品のひとつです。

コロナ禍による1年の開催延期を経て開催する本イベントでは、事前に実施した物体を設計するワークショップの参加者が設計した物体案の中から、実際に搬入する物体を選定。制作した巨大な物体を中央公園から館内1階のホワイエへと搬入します。「演劇プロジェクト」でありながら、テキストで書かれた「戯曲」が存在せず、また実施する場所によって大きくパフォーマンスの内容も変わる本作の上演は、鑑賞者の存在を含めたパフォーミング・アーツを取り巻く形式を改めて考える視点を提供するでしょう。この機会にご参加ください。

【集合場所:山口市中央公園】

関連上映

7月(日程や上映作品は6月公開予定)

山口情報芸術センター[YCAM]スタジオC 有料

搬入プロジェクトに関連する映画を上映する特集上映です。

搬入プロジェクト 山口・中園町計画バックステージツアー

7月16日(金)19:00スタート

YouTube Live 視聴無料

視聴方法:開催当日、YCAMのウェブサイトにてURLを公開します

「搬入プロジェクト 山口・中園町計画」の制作過程の一部を追体験できるオン

ラインのイベントです。

搬入プロジェクト 山口・中園町計画ドキュメント

7月25日(日)~8月15日(日) 10:00~19:00 火曜休館

山口情報芸術センター[YCAM]ホワイエ 入場無料

「搬入プロジェクト 山口・中園町計画」でホワイエに搬入にされた物体を展示

するとともに、搬入に先立っておこなってきた数々の実験の成果を紹介する

資料展示です。会期中の日曜日にはギャラリーツアーも開催します。

参加アーティスト
悪魔のしるし
演出家の危口統之(1975年生~2017年没)が、2008年に結成。演劇的な舞台作品と、あるルールに則った即興要素のあるパフォーマンスなど、様々な作品の上演を重ねる。
舞台作品としては、危口自身とその実父が出演する『わが父、ジャコメッティ』(2014年、
2016年)が、海外を含む6都市で上演され、パフォーマンス作品としては『搬入プロジェクト』が初演以来、国内外でも評価を受け、2016年までに8カ国20箇所での公演を重ねてきた。
危口統之没後の現在は、建築家の石川卓磨や、デザイナーの宮村ヤスヲ、企画・プロデュースの金森香らを中心に、危口統之の作品アーカイビング活動や、演出家の意志を継ぐ形で2019年に『搬入プロジェクト』のオープン化を宣言した。
開催情報
日程
時間
17:00開始(山口市中央公園集合)
会場
山口情報芸術センター [YCAM] 

 753-0075 山口県山口市中園町7-7

料金
参加無料
主催
山口情報芸術センター[YCAM]
Webサイト
https://www.ycam.jp/events/2021/ycam-performance-lounge-7/
お問い合わせ
山口情報芸術センター[YCAM]
083-901-2222
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