和田千秋「障碍の美術ⅩⅣ―日々是得日」
EUREKA/エウレカ
「僕だって芸術家」F15(652×530㎜) 油彩 2016年

このたびEUREKAでは、福岡市在住の美術家、和田千秋さんの個展を開催します。

1992年から「障碍の美術」シリーズに取り組んでいる和田千秋。きっかけは、その5年前に授かった長男に脳の障碍があったことでした。障碍のある子どもとの生活を通して学んだことなどを、美術作品として社会に送り返したいと考えています。今回はシリーズ14回目になる3年ぶりの展示です。是非ご高覧ください。

子どもが生まれたときに、九州派の桜井孝身さんから「一つ失っても、一つ得ることがあるよ」と励まされました。その通りでした。その後、子育てを通して得たこと学んだことを、作品にしてきました。今回もまた、子どもとの生活の中からの、愚かな親と賢い子による、日々の泣き笑いを絵にしています。 (和田千秋)

参加アーティスト
和田千秋

1957年 大分市に生まれる

1980年 初個展。以下、個展・グループ展多数

1987年 長男が脳に障碍を負って生まれたため、子どもの機能訓練に専念。作品の制作・発表を中断する

1992年 制作を再開し、「障碍の美術」シリーズを発表。現在に至る。

国立国際美術館、水戸芸術館現代美術センター、福岡県立美術館、福岡市美術館、広島現代美術館など、企画展多数。
開催情報
日程
時間
12:00-19:0
会場
EUREKA/エウレカ 

 810-0074 福岡県福岡市中央区大手門2-9-30-201

料金
無料
主催
EUREKA
Webサイト
http://eurekafukuoka.com
お問い合わせ
092-406-4555
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