閑古錐窯
849-2305 佐賀県武雄市山内町宮野1947-16
閑古錐の意味
2015年、心機一転「陶仙房」から「閑古錐」へと屋号を変更いたしました。
閑古錐とは、古くて先がまるくなり、使えなくなった「きり」のことです。
切れ味の悪くなった「きり」は、道具としては役に立ちません。
でも長い年月を費やし、来る日も来る日も穴を開け続けてまるくなった錐には、
ただ鋭いだけの錐にはない、円熟した魅力があります。
もうひとつ、禅では、真の修行者のことを閑古錐といいます。
私もこの道で一生修業していきたいと思っています。
屋号に恥じぬ円熟した魅力を醸し出せるよう精進して参ります。