自分の個性とは? 佐賀ライターに教わる文章の書き方

2019年12月5日木曜日、佐賀大学本庄キャンパスにてTwitter・Facebook『すごいよ佐賀県』で知られるライターいわたて ただすけ氏(株式会社ニコ代表)を講師に迎え「稼げるライター」「ライターの個性」について教えていただきました。

さて今回、この講座を受けるにあたりひとつ宿題がありました。それは文字数無制限で普段の話し言葉を使い「私が愛してやまない〇〇」について書いてくるというものです。私は飼っているペットについて書きましたが、他の編集部員は家族や趣味について各々書いていたようです。

講座は、いわたてさんのこれまでの経歴や佐賀ライターとしての活動などの自己紹介からスタートし、配布されたセルフチェックシートを使い各々書いてきた文章を振り返っていくというものでした。項目をチェックしながら振り返ると「ここはこういう表現が良かったな」とか「こうゆう順序で構成すればよかったな」などの気づきがたくさんありました。potari編集部員として、編集者の視点を持つことを教えていただきました。

その後、「トヨタ式5why’s思考」と「マルコム・グラッドウェルの10000時間の法則」を紹介され、自分がこれまで時間をかけて取り組んできたもの3つ(これから取り組むことも含む)を点とし、その3点を線で結んで総合的に言い表される「自分だけの肩書(個性)」を発表することに。しかも1分間で話すというタイムリミット付きです! 自分の個性ってなかなか普段の生活で意識する機会は少ないのですが、点を考える作業から入るとスッと思いつき、それを繋ぐと人に話せる個性になるというのには驚きました。しかし、思いついた肩書を発表してみると1分はあっという間で、要点を上手くまとめて話すってなかなかコツがいるなと感じました〜。みなさんは少し照れながらも個性豊かな肩書を発表されており、もっと詳しく聞いてみたくなりました。

今回の講座でいわたてさんは「人は、文章よりも人を読む。」とおっしゃっていました。potari編集部員が各々の視点で書いた文章で、幅広くアートを紹介できるメディアにしていきたいですね。次回もいわたてさんに「成長するメディアの作り方」、「本当に稼げるライターの技術」についてお話しいただきます!