ジーニアス発アートシェアリングサービス・SUNS!現在モニター募集中

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  • アバター   BY  伊藤恵子 主婦ライター・旅に出たい在宅ワーカー

                       画像提供:ジーニアス

佐賀市鬼丸町の就労継続支援B型事業所ジーニアスが10月1日からアートシェアリングサービス・SUNSをスタートしました。「アートを身近に、空間を明るく照らす」をコンセプトに、ジーニアスで制作したアート作品を企業や病院、学校などに月額定額制(サブスクリプション)で貸し出すサービスです。

低価格で楽しくアート作品を利用できるSUNSの魅力を紹介します!

今や佐賀のアートの発信拠点のひとつ。就労継続支援B型事業所ジーニアスとは?

そもそも就労継続支援B型事業所とは何でしょう。障がいや難病のある方のうち、一般企業等で就労することが難しい方に、就労の機会を提供しつつ必要な訓練を行う事業所です。

今年2月にオープンしたジーニアスでは「突き抜けた才能を生かす道をつくる」をコンセプトに、午前中は介護施設などの清掃に取り組み、午後はアートによる表現活動を行うというスタイルをとっています。利用者の中には午前中から仕事としてアートに取り組む方もおられ、独創的な作品が日々生みだされています。

7月末には、ものづくりブランド『 fa / ファア 』を立ち上げ。ジーニアスのアーティストの収益向上を目指して、作品をプロダクトに落とし込み、販売を開始しました。大人向け・キッズ向けのTシャツやロンパースなどをオンラインストアにて販売しています。

瑞々しいフルーツから果汁があふれ出る「したたる」シリーズや不敵に笑うヘビ、バンズの照りが食欲を刺激するハンバーガーなど、Tシャツにプリントされたイラストにはアーティストの個性がきらり。完売する商品も出るなど好調です。

アートシェアリングサービスSUNSでアートを身近にとり入れる

新たに始まったプロジェクト・SUNSについては、既に佐賀市内の認定こども園や歯科医院、専門学校が利用しています。

アートシェアリングサービスは「交換できるアート」という点が大きな魅力。衣替えのような感覚で3ヶ月ごとにアート作品を交換することで気分がリフレッシュされます。購入する場合と比較してリーズナブルにたくさんのアートに触れることができ、しかも作品を保管するスペースは必要ありません。

障がいのあるアーティストを応援することで、「お気に入りのアーティストを初期から育てている」という喜びも感じられます。

利用しているこども園では園児の感性に対する刺激、歯科医院では治療に対する不安軽減が期待されているそうです。

このプロジェクトでは現在、モニター募集中です。モニター期間は1週間程度。モニターになった人や企業等は、初月500円でサービスを利用できます。

サービス利用の手続きは簡単です。Instagramのカタログアカウントから好きな作品を選び、Instagramのダイレクトメッセージで連絡するだけ。

日常生活に、気軽にアートをとり入れてみましょう。

理想を実現するには、止まらず動き続けること

2月に開設、7月末にオリジナルブランド立ち上げ、10月に新サービス開始とどんどん事業を展開していくジーニアス。その成果は着実に出ています。

ジーニアスの利用者(アーティスト)が得られる工賃は上昇しており、通い始めた当初に掲げた目標にかなり近づいている方もおられるそうです。目に見える成果が出るとやる気は刺激されますよね。

ジーニアスを運営する株式会社すみなすの西村史彦さんに、展開の速さに驚いていることを伝えると、「じっとしているのが苦手で、動き回りたいんです」とあっさり。個人的な趣味を引き合いに出して恐縮ですが、大相撲のテレビ中継で聞いた「動きながら勝機をつかむ」ということばを思い出してしまいました。

ジーニアスアーティストの皆さんの真剣かつ楽しそうな表情を見ながら、ぽたり編集部も動きながら様々な理想を形にしていきたい、としみじみ感じたのでした。