熊本市現代美術館では新収蔵作品展を開催します。
今回は2023-2024年度に新たに収集した作品*から、安部典子、齋藤陽道、坂本夏子、武内明子、中村賢次、秀島由己男の作品をご紹介します。中でも安部、齋藤の作品は、各作家が阿蘇の水源や草千里ヶ浜など、コロナ以降の「今」の熊本の自然・風景をみつめて制作したものです。
本展では、新収蔵作品と当館既存コレクションを織り交ぜて展示します。1点ごとに、また隣の作品と比べて
みながら、多様な表現をお楽しみいただけますと幸いです。
*2023年は18点、2024年は14点、合計32点の作品を新たに収集しました。当館は収集活動の基準として、以下の3つの収集方針を掲げています。
[熊本市 収集方針]
・2000年以降の美術作品を収集のひとつの区切りとするが、1990年代後半以降、
様々な国際展などで発表された優れた作品をタイムリーに収蔵していく。
・熊本市現代美術館において、2002年の開館以降各展覧会で紹介した作家の優れた作品など、
その時代の美術作品を順次収集する。
・物故者も含め、戦後から今日まで、熊本、九州にゆかりのある優れた芸術家の作品を収蔵する。
■関連イベント
・ギャラリーツアー
展覧会担当学芸員と一緒に展覧会をめぐるツアーです。
日時:7月12日(土)14:00-14:30、7月26日(土)14:00-14:30
展覧会場内、参加無料
・アーティストトーク
出品作家の齋藤陽道さんによるトークです。日比野克彦館長とのクロストークコーナーも。
日時:7月21日(月 祝)14:00-15:00
会場:熊本市現代美術館ホームギャラリー
予約不要、参加無料 ※手話通訳付き
*イベントの最新情報は美術館ホームページやSNSでご確認下さい。