ゴヤからピカソ、そして長崎へ 芸術家が見た戦争のすがた
開催中 あと8日で終了
長崎県美術館
フランシスコ・デ・ゴヤに帰属《巨人》1808年以後、油彩・カンヴァス、プラド美術館蔵 © Photographic Archive. Museo Nacional del Prado. Madrid

2025 年は長崎県美術館開館20周年という記念すべき年であるとともに、長崎にとって被爆80年という節目の年です。長崎県美術館は、被爆地・長崎に在る美術館として、このたび戦争をテーマとした展覧会を開催します。

人類の歴史は戦争の歴史といっても過言ではないでしょう。古今東西、戦争は途絶えることなく繰り返されてきました。今もなお、世界では凄惨な戦争が続いています。共通するのは、権力者たちによる強硬な姿勢の影で、子どもたちを含む多くの民衆が犠牲となっていることです。こうした切実な現状を受け、長崎県美術館では、原爆のみならずむしろそれを引き起こした戦争に焦点を当てます。そしてスペイン美術を標榜する美術館として、収蔵作品であるフランシスコ・デ・ゴヤの版画集〈戦争の惨禍〉を中心に据え、そこから抽出されるテーマに沿って展覧会を構成します。

〈戦争の惨禍〉において、ゴヤの最大の関心は特定の事件を描くことよりもむしろ、それらを通じて露わとなる人間の暴力性、残忍性、絶望や狂気など、戦争が持つ普遍の性質へと向かいました。そしてなによりも、戦争の真の犠牲者である名もなき民衆たちの死が赤裸々に描かれていることがこの版画集の最大の特徴といえるでしょう。〈戦争の惨禍〉の世界観は、戦争という負の連鎖を断ち切ることのできない現在だからこそ存在感を示すのです。

本展では、ゴヤの〈戦争の惨禍〉全点とともに、他の芸術家たちが戦争をどのように視覚化してきたかを、約180点の作品によって考察します。

開催情報
日程
時間
10:00~20:00(最終入場は19:30)
備考
■休館日 7月28日(月)、8月25日(月)※8月12日(火)は臨時開館
会場
長崎県美術館 

 850-0862 長崎県長崎市出島町2番1号

料金
一般 1,500(1,300)円
大学生・70歳以上 1,300(1,100)円
高校生以下無料
※( )内は15名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、
地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、
先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および
介護者1名は5割減額
※会期中本展観覧券でコレクション展にも入場できます。
主催
長崎県、長崎県美術館
■共催 NBC長崎放送
■特別協賛 株式会社西海建設
■協賛 大塚国際美術館、大塚オーミ陶業株式会社
■助成 (一財)地域創造、 芸術文化振興基金、(公財)長崎バス観光開発振興基金
■後援 スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、在福岡スペイン国名誉領事館、長崎市、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、NHK長崎放送局、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎
お問い合わせ
長崎県美術館
TEL:095-833-2110
FAX:095-833-2115
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