ポーランドの首都ワルシャワにあるヨハネ・パウロ2世美術館は、ポーランドの個人コレクションとしては最大級を誇ります。その核となるポルチェンスキ・コレクションは、中世から近代までの西洋絵画の流れをたどることができる充実したものとなっています。本展では、その中からクラーナハ(子)、レンブラント、ナティエ、ブーグローなど、16世紀ルネサンスからバロック、ロココ、アカデミー絵画に至るまでの巨匠たちが女性を描いた絵画61点を、〈母と子〉〈神話と伝説〉〈肖像〉という西洋絵画の伝統的な主題に基づいた3つの章に分けて紹介します。
何世紀にもわたって描き続けられたこれらの主題に対する、作家や時代ごとに異なるアプローチをご覧いただきながら、それぞれの様式の特徴や作風に注目してお楽しみいただければ幸いです。
関連イベント
◆ 講演会
- 演題:「ファンシー・ピクチャーの観点からみる ヨハネ・パウロ2世美術館コレクション」
- 講師:佐藤直樹(東京藝術大学美術学部芸術学科教授)
- 日時:7月16日(日) 14:00~15:15
- 会場:1階 アートホール
- 定員:80名
- 申込方法:6月20日(火) 10:00から電話(0985-20-3792)またはweb受付(先着順)
web申込はこちら【外部リンク】
※聴講無料
◆ ミュージアムコンサート ピアノソロ
- 演奏:横山起朗(ピアニスト・作曲家)
- 日時:7月30日(日) 16:30~17:30
- 会場:2階 アートフォーラム
※申込不要、参加無料
◆ 学芸員によるギャラリートーク
- 日時:8月12日(土)、8月19日(土) 14:00~15:00
- 場所:2階 企画展示室
※申込不要、要観覧料