2021年(令和3年)は、大名有馬豊氏(ありま とようじ)が、久留米藩21万石の初代藩主として久留米城に入ってから400年の節目を迎えた年です。有馬家は明治維新にいたるまでの約250年間、北筑後地域を治め、今日の久留米の礎を築きました。この久留米藩の時代に整備された道路や、創始された産業などの多くは現代まで受け継がれています。
本展では、その400年の歴史を感じていただくため、歴代藩主や久留米城についてパネルで紹介しています。中でも、久留米城の巨大な石垣の一部を原寸大で表現したパネルや、北筑後21万石の藩領が描かれた複製屏風は必見です。そして、入城400年事業についても紹介しています。オリジナルグッズや、実際に試着できる特注の陣羽織もありますので、ぜひこの機会にご来館ください!