山口から始まる録音物の冒険!
高品質な大音量の中でレコードやCDなどの録音物を聴取するリスニングイベントです。
Audio Base Campは、国内でも最高レベルの音響環境と言われるYCAMのスタジオAに、ライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質なスピーカーをセッティングし、特定のテーマに沿った録音物を楽しむイベントで、今回が初の開催となります。
今回はアーティストでサウンドエンジニアの大城真を監修に迎え、研究者やアーティスト、レコード店主などさまざまな専門家が、日本の民謡や電子音楽、初期のビニール盤といったテーマに応じて多種多様な録音物を紹介します。またレコードに造詣の深い「目利き」とも言えるDJたちによるDJプログラムも開催。
繊細かつ大迫力の大音響に身を委ねながら、録音物を楽しむ本イベントは、人間の基本的な行為である「聞く/聴く」を捉え直すとともに、録音物を通じた音の冒険へと鑑賞者を誘います。
タイムテーブル
9月2日(金)
19:00-21:00 俚謡山脈「民謡をたずねて~山口篇」
21:30-24:00 DJ(坂田律子/國友洋平/谷内栄樹)
9月3日(土)
13:00-15:00 田口史人「レコード寄席 ビニール盤事始」
16:00-18:00 日永田広「『音の始原を求めて〜NHK電子音楽スタジオ作品集』から学ぶこと—作曲者とエンジニアの役割分担」
19:00-22:00 DJ(御手洗優/威力/俚謡山脈)
9月4日(日)
13:00-15:00 宮里千里「琉球弧の祭祀と神謡」
16:00-18:00 角田俊也「フィールド録音から見えてきたこと」
19:00-21:00 DJ座談会:リスニングスタイルのDJとは?(坂田律子/國友洋平/谷内栄樹/威力/御手洗優)〔参加無料〕