ARTS ITOYAでは、3月21日(火)に、3名の才能あふれるアーティストによる滞在制作発表を開催いたします。入場料無料で、火曜日の11:00~17:00にご覧いただけます。また、21日の13時30分よりアーティストトークも行われます。
Maria Vazquez(アメリカ出身): 「Knotted Bun ( 結び目のある髪の毛)」
武雄の飛龍窯で作られた木炭と色を使い、自然の中に三つ編みを描いて幻想的なイメージを作り出しています。福岡の青い布を使った髪の毛のまとめ髪のような小さな柔らかい彫刻も展示されます。美しい模様づくりの手間と緻密さに感銘を受けている彼女の作品をお楽しみください。
Qinxi Yu(中国出身): 「Standing on the circuit ( サーキットの上に立つ)」
アーティストが武雄の街や風景をある一定期間体験した後の旅行記です。変化の過程で、都市は古い思い出を持つものの中で最も重い遺物を残しがちですが、軽やかで優美なものは形成されたり消えたりし続けることがあります。それはある時点での都市の姿のようです。旅の途中、アーティストは軽やかで優美なものの重さ、記憶のサイクル、都市の鉄くずの活力を捉えようと試みました。これらの素材との対話は、時間と関連する都市の概念と現代都市の議論を提示しました。
Emily Waszak(アイルランド出身): 「Shadow and Fold(影と折り目)」
儀式を通じて自分自身や他者、死者を含むすべての人々へのケアとしての儀式を探求しています。武雄や日本全国に点在する赤い布で覆われた宗教的な像に触発され、硬い儀式用のオブジェと柔らかい形状の組み合わせが儀式を通じて体現される愛を示しています。これらのオブジェは、愛とケアに基づく儀式の想像を形成するために一体となります。
ぜひ、この機会に3名のアーティストの個性的で魅力的な作品をお楽しみください。お問い合わせはARTS ITOYAまでお願いいたします。