EUREKAでは5月13日より、大分在住の藤内達彦さんの個展「過程・旅・変化 1993―2023」を開催いたします。
初日の5/13と会期中の土・日曜日は、藤内さんが在廊されます。ご高覧いただけたら幸いです。
藤内さんは1993年に大分県の由布院美術館において、コカ・コーラの缶を使ったインスタレーションの個展「由布院美術館プロジェクト」を行いました。以来約30年にわたって世界各地でコカ・コーラの缶をその場に置く(設置する)というフィールドワークや個展を開催してきました。
本展では、この期間の軌跡を描いた十数枚のドローイングを中心に展示します。これは紙にチャコールグレーの水彩絵の具で下地を施し、鉛筆で描写したものです。また同時に30年使用したコカ・コーラの缶が錆によって朽ちていく過程を展示します。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
藤内達彦(Tounai Tatsuhiko)
1952年大分県別府市生まれ。
主な展覧会に、日本国際美術展(東京都美術館・京都美術館、’1980,’82,’88)、現代日本美術展(東京都美術館、京都美術館、’1983,’85)、「個展」、(由布院美術館・大分、1993)、(大分県立芸術館・大分、1999,2001)、(トキアートスペース・東京、2008)、「今、絵画は2011「交差するいのち」(まいづる智恵蔵・京都府、2011)、「韓国、中国、日本人作家「慶州を描く」(羅友ギャラリー・韓国、2016)