福岡市を拠点に活動する画家アジサカコウジの個展「野生のパライソ」を開催いたします。
本展で展示しますのは未発表のアクリル画がおよそ50点。
近作の中から昨今のデジタル化が進む世の中に抗うような原始的で素朴、そしてワイルドな作品を選んでの発表となります。
それに加え、先頃上梓されましたアジサカのインタビュー本「そぞろに描く」の発刊を記念して、過去作品の中からの選りすぐりも20点ほど展示いたします。
個展タイトルにありますパライソとはスペイン語やポルトガル語において天国や楽園を意味する言葉です。響きがあたたかく昔から好きなので今回使うことにしたそうです。
尚、会場におきまして件のインタビュー本と、その記念の手拭いなども販売いたします。
ご高覧いただければ幸いです。
[アジサカコウジ]
1964年長崎県生まれ。熊本大学文学部社会学科卒業後、渡仏。
パリに住み様々な仕事をしながら独学で絵を描き始める。
4年の滞在後、帰国し福岡にてイラストレーターとしての活動開始。
10年後の2002年、ベルギーへ活動拠点を移すとともに、
アクリル画の個展をはじめるようになる。
以後、ブリュッセル、パリ、日本の各地で毎年個展を開催。
2006年に帰国。現在は九州を拠点にイラストと絵画の制作に励む。
https://azisaka.com/