別府市内外のクリエイターやアーティスト、および別府市に拠点施設を持つ、または今後持つ予定がある企業などを対象に、展示室での企画を募集する「別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』企画公募」。令和5年度の第4弾企画として、秋吉 收による企画『絵葉書に見るわが町・別府温泉の変遷 (旧市街地を中心に)』を開催します。
「別府市創造交流発信拠点『TRANSIT』企画公募」は、新たな表現への挑戦の場として、また地域や来場者との交流の場として『TRANSIT』を活用していただき、この場所から多くの交流と創造的な活動が生まれ、より活発で開かれた拠点となっていくことを目指す事業です。
【企画者】
秋吉 收 (あきよし おさむ)
大分県別府市にある築161年の古民家『良聞居 (読み:りょうぶんきょ)』を維持・管理している。『良聞居』は、1862年に大分市鶴崎の肥後藩代官所として創建、昭和12年に現在の地に移築された。文人が多く訪れ、俳句、茶道、禅などの文化活動の拠点となった。『良聞居』の名はここを訪れた高浜虚子によるもの。
【コンセプト】
本展では、企画者の畏友である井上 敬氏からの寄託品と『良聞居』所蔵の品々をあわせて展示する。別府の古い絵葉書を温泉、病院、旅館ホテル、街並み、海岸線などのジャンルで展示し、別府の発展の歴史を振り返り、未来への展望を示唆する。
【展覧会概要】
明治、大正、昭和期の絵葉書 (約200枚)、その他古地図などの歴史資料 (約50点) の展示。
【関連企画】
講演会「別府の海岸埋立ものがたり―なぜ失敗? 最初の埋立工事」
開催日時:2023年11月23日(木・祝) 13:00〜14:00
会 場:『TRANSIT』展示室
内 容:別府の歴史研究家・小野 弘 氏による講演会。
参 加 費:無料 ※ただし、資料代500円が必要です
定 員:20名 ※定員に達しました