奥川俊右ェ門の作品をご紹介する特別展です。大物成型ろくろ師として知られ、国の無形文化財に認定された父、故初代忠右ェ門より受け継いだ卓越したろくろの技と相まって、より薄づくりの磁器の肌に繊細な装飾を施した花などの文様を彫った、白磁や青白磁の作品は、鮮明な美しさを湛えています。
第43回(2023)伝統文化ポーラ賞地域賞を受賞し、益々磨かれた作品の数々をご紹介します。
また本展覧会では、初代忠右ェ門作品、父俊右ェ門に師事し、平成12年より陶芸の道を歩んできた長女奥川真以子の作品もご紹介します。
3代にわたって「うけつがれる轆轤の匠の技」をご高覧ください。
○オープニングギャラリートーク「奥川俊右ェ門が語る。大物轆轤の匠の技」
日 程:2月23日(金・祝)
時 間:14:00~14:30
講 師:奥川俊右ェ門
参加費:無料。ただし展覧会観覧料が必要です。
定 員:20名 ※要申込
会場・申込先:行橋市増田美術館