このたび EUREKA では、宮脇由美さんの個展「あの日のこと、」を開催いたします。
見過ごしてしまいそうな身近な風景の中にある微かな違和感から感じる気配を描いている宮脇。そこに は、何気なく認知している日常が作品の`空気`となって映し出されています。
福岡で8年ぶりの個展となる本展では、新作アクリル画30点を発表いたします。 会期中、土・日曜・祝日に作家が在廊予定です。ご高覧くだされば幸いです。
「私は自分の身近な風景を描いています。 生活の中でこれらは、ありふれていて既視感さえあります。 反芻するように毎日を過ごしていく中で生まれてくる私だけの眼差し、それらを絵画に描き起こし ています。 私がみたあの日を形どる感情、空気の湿り具合など、私風景とも言えるそれらは個人的で、一方、 みる人を独りにする風景でもあります。」
宮脇由美