新聞、チラシ、紙袋...あるものを活かす手さげ芸術
手サ芸
旧八女郡役所

エコバッグを越え、新聞紙はアートになる

「手サ芸」は、あるものを活かした手さげ芸術。トートバックなどの「手さげ」をつくるクリエイティブな活動を表す造語です。読んだあとの新聞紙をアップサイクルした「新聞バッグ」を中心に「自分らしさ」を表現する多様な手さげが、伝統建築物、旧八女郡役所に並びます。九州各地の作り手20名の作品をぜひご覧いただけたら幸いです。

【ワークショップ】

「しまんと新聞ばっぐ」を作ろう
[講師]しまんと新聞バッグインストラクター
読み終えた新聞をアップサイクル。新聞紙とでんぷんのりだけで素敵なマルシェバッグをつくります。
日時:期間中毎日 ※10月6日(日)は14:30まで
所要時間:30分〜60分
受講料:1,000円
予約不要 先着順
※小学生以下は保護者の同伴をお願いします。

紙袋を活かして作る「シンバッグ」
家にたまっていく紙袋を「芯」にして新聞紙で包み、あなただけのバッグに変身させてみませんか?
日時:10月3日(木) 4日(金) 両日とも11:00〜12:00
所要時間:60分
受講料:1,000円
予約不要 先着5名様
※ご自宅にある紙袋をお持ちください。

【お楽しみ企画】

手サ芸マルシェ
会場ではたくさんの新聞バッグの購入が可能。バッグを使ってお買い物もどうぞ。有機農産物や久留米市の自然食品店、産直や蔵肆(くらし)さんセレクトの加工品・絵本の販売も。

何が出るかな手さげくじ
手さげの中身はなんだろな?みんな大好き、手さげを使ったくじびきです。

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「しまんと新聞ばっぐ」とは…

高知在住のデザイナー梅原 真氏が「四万十流域で販売される商品はすべて新聞紙で包もう」と発案。 これを受け、地元主婦の考案で2003年に誕生しました。日本人の美意識「もったいない精神」と「折り紙文化」が融合した機能的で美しいバッグです。今回の展示の中心はこれらの作品群です。

 

プロデューサー:森千鶴子(森の新聞社)

フリーライター、地域コーディネータ ー、紙バッグクリエイター。元々農と食を中心に執 筆活動や集落支援をしているが、食だけではなく、 農村の暮らしに根ざす「つくる暮らし」の豊かさに 気づき、新聞バッグにそこにつながるものを見出す。昨年旧八女郡役所内朝日屋酒店の個展に続き、 新聞バッグを「手さげで私を表現する」アートとしても位置づけようと本イベントを企画。

展示風景

 

参加アーティスト
「しまんと新聞ばっぐ」インストラクター公募作品
森千鶴子(森の新聞社)
てらさきみえ
「しまんと新聞ばっぐ」の作り手、広げ手であるインストラクターの作品を中心に、新聞紙を使った「手サ芸」を展示。一部は購入も可。

渭東 節江〈アーティスト〉
江戸後期から明治時代の八女に生き、国武絣を考案した牛島ノシをモチーフとした作品を展示。ノシは技を多くの人に伝え、みんなで豊かになりました。技によって豊かになるマインドは、手サ芸、そして新聞バッグの取り組みにも見いだせます。
開催情報
日程
時間
10:00〜17:00
会場
旧八女郡役所 

 834-0031 福岡県八女市本町2-105

料金
入場無料
主催
主催:森の新聞社・しまんと新聞ばっぐ九州支部
協力:NPO法人八女空き家再生スイッチ
協賛:グリーンコープ生活協同組合ふくおか NPO法人 RIVER(高知県四万十町)
空間デザイン:秋重久美子(gallery cobaco)
インスタレーション制作:渭東節江
Webサイト
https://www.instagram.com/morinoshinbun/
お問い合わせ
森の新聞社
morinoshinbun@gmail.com
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