OKADA-ROOM vol.32「うつくしきひとのかたち―指先の優美―」
開催中 あと40日で終了
佐賀県立美術館
岡田三郎助《おさん(近松門左衛門作「大経師昔暦」より)》 1922(大正11)年、木版摺著色、佐賀県立美術館

佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ、1869~1939)の画業と人物を紹介してきました。

 岡田三郎助は特に上品で優美な女性像を得意とし、「美人画の岡田」「女性像の岡田」と称された画家でした。鋭敏な色彩感覚に裏打ちされた色のハーモニーに加え、形態を正確に写すより独特の「型」とも呼べる理想的な姿態をあらわす傾向もまた、岡田作品に特有の上品な雰囲気を支えた要素といえるでしょう。
岡田が描いた人物像は、くつろいだ雰囲気を演出しつつも細部まで神経の行き届いたポーズをとっています。中でも手指に関して、岡田は極めて意識的に上品なかたちを描こうとしているようです。

 今回のOKADA-ROOMでは、「うつくしきひとのかたち―指先の優美―」と題し、とりわけ魅力的な指先の表現が見られる岡田三郎助作品を下記のとおり展示します。

OKADA-ROOMについては【こちら】
岡田三郎助アトリエについては【こちら】

開催情報
日程
時間
9時30分〜18時
備考
会場:美術館1階 OKADA-ROOM
休館日:毎週月曜日
    ※月曜日が祝休日の場合は翌平日が休館
会場
佐賀県立美術館 

 840-0041 佐賀県佐賀市城内1-15-23

料金
無料
主催
佐賀県立美術館
Webサイト
https://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2024/11/004566.html
お問い合わせ
佐賀県立美術館
TEL 0952-24-3947
 情報訂正のご連絡