佐賀大学美術館 企画展 SUAM Screening+ Rumiko
Rumiko Hagiwara Far Away Hopeful Grand Land 萩原留美子 はるかなる大地へ
あと6日で開催
佐賀大学美術館
《 Far Away Hopeful Grand Land/ はるかなる大地へ》 2023/2024 年 映像( 46 分) 助成:モンドリアン財団

佐賀大学美術館では、長編映像作品を中心に紹介する企画展として、「SUAM Screening+ 」を開始します。第一回目は、アムステルダム(オランダ)を拠点に国際的に活躍する Rumiko Hagiwara (萩原留美子)の九州初個展として開催します。本展の中心となる映像作品《 Far Away Hopeful Grand Land/ はるかなる大地へ》( 46 分)は、ブラジルに住む日系人に焦点を当てて制作されました。サンパウロで有名な日系人街「リベルダーデ」の文字通りの意味である「自由」をめぐり、夢を抱いて新天地を見 つけようとした日本人移民への複雑な考察を、オランダで暮らす日本人移民としての自身の視点と、日系ブラジル人女性の証言を重ね合わせた映像で、ユーモラスに物語ります。それぞれに語られる経験や想いからは、現代の日本が抱える移民問題やアイデンティティの多様性、そして自由についての多角的な視野を与えてくれるはずです。
《Far Away Hopeful Grand Land 》は、毎時 10 分より上映を開始します。(最終上映開始 午後4時10分)

【関連 イベント】

①トーク・イベント はるかむこう
講師:小坂智子(長崎県美術館 館長)、 Rumiko Hagiwara
日時:2025年3月1日(土)13:00~14:00
会場:佐賀大学美術館スタジオ
参加費:無料、事前申込制(TEL 0952-28-8333)
② 担当学芸員による展覧会解説
日時:2025年3月7日(金)、4月5日(土) 14:00~
参加費無料、事前申し込み不要、当日会場にお越しください。

 

【同時開催】
佐賀大学美術館収蔵作品展
2025年3月18日(火)~9月12日(金) 予定

参加アーティスト
Rumiko Hagiwara/萩原留美子
群馬県生まれ。東京造形大学を卒業後、オランダに渡り、ライクスアカデミー・アーティス
ト・イン・レジデンスなどの滞在を経て、現在もアムステルダムを拠点にして活動している。
萩原の作品制作は、日本人としてヨーロッパに身を置 く上での独自の経験から生まれる疑
問や文化の差異が題材になっていて、日常生活で見逃されがちな物事や不合理な事象をあ
えて強調することによって構成される。写真、ビデオ、インスタレーション、パフォーマン
スなど、さまざまなフォーマットを用いて体現された作品群は、微妙かつ時に遊び心のある
詩的な表現で、人々に物事への新たな視点を提供する。
開催情報
日程
時間
10時~ 17時(入館は16時30分まで)
備考
【休館日】 月曜日(ただし 5/5 は開館) 、3月11日(火)、12日(水)、5月7日(水)
会場
佐賀大学美術館 

 840-0502 佐賀県佐賀市本庄町1

料金
無料
主催
【主催】佐賀大学美術館
【協力】 CAVE AYUMI GALLERY
Webサイト
https://museum.saga-u.ac.jp/exhibition/2179
お問い合わせ
佐賀大学美術館
TEL:0952-28-8333
E-MAIL: sbj8333@mail.admin.saga u.ac.jp
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