音楽家・映像作家の高木正勝による、7年ぶりの個展開催
初期から現在までの映像作品を展示
音楽家・映像作家である高木正勝の7年ぶりの個展「星の時間」を開催いたします。
高木正勝は2001年より、ピアノを中心とした音楽と、自ら撮影し加工した映像に音楽を組み合わせた映像作品を制作してきました。映画音楽やCM等の楽曲も多数手がけています。
2013年に拠点を小さな里山に移して以降は映像作品を作ることなく、音楽活動に専念していきました。2017年からは「Marginalia」と題したシリーズで、その日その時の天候や鳥虫の音と響き合うように奏でた楽曲を、不定期にウェブで公開しています。2018年にいくつかの「Marginalia」の曲に映像をつけ、5年ぶりとなる映像作品を作りました。
本展では、これまでの変遷をたどるように、2003年の初期作品から現在までの映像作品約 10点を展示いたします。月の引力による潮汐、人類とともにある動物、生命、宇宙など、より根源的なテーマを遡りながら鋭い感覚で描き出した映像と生命力に満ちた音楽による映像作品群は、その大きな世界観で見る者を強く引き込みます。
選書フェア@アートショップ・ドットジー
高木正勝が制作中に読んでいた本や、影響を受けた本など、おすすめの書籍を集めました。選んだ本一つ一つに高木正勝がコメントを寄せています。展覧会を見た後に、ぜひお立ち寄りください。
また、本展会期中、会場併設のアートショップ・ドットジーにて、関連書籍などを販売いたします。