1986年、少女マンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載が開始した「ちびまる子ちゃん」は、1990年にアニメ放送が始まり、2020年に放送開始30周年を迎えました。明るくてユーモアがあるまるちゃんと仲間たちが繰り広げる日常を描き、放送時間帯である日曜夕方のお茶の間は笑いで包まれています。
1990年、エンディング曲『おどるポンポコリン』はミリオンセールス、そして日本レコード大賞受賞、アニメ部門過去最高視聴率39.9%(1977年以降の測定に基づく/関東地区・ビデオサーチ調べ)を記録し、国民的アニメとなりました。
本展では、セル画、スケッチ画、絵コンテ、映像など約350点を展示し、アニメ制作の裏側を紐解きます。また、2018年8月に急逝された原作者さくらももこ先生の直筆脚本やキャラクター設定資料、プライベート作品なども展示し、 アニメへの想いや日々の暮らしに迫ります。