諫山元貴 個展 ‘Dummy‘
会期:2020年11月7日(土)~11月28日(土)
時間:12:00~19:00 最終日17:00まで
休み:月・火曜日
EUREKAでは諫山元貴の個展「Dummy」を開催いたします。
諫山元貴氏は1987年大分県生まれ。現在、広島市を拠点に活動しています。
崩壊と複製をキーワードに、コントロールできない出来事によって物質が変化していく様子や瞬間を映像や立体により表現。主に、既成品の成形型でつくられた物体が水中で崩壊していく様を物理的時間のまま再生する映像作品を国内外で展示、上映しています。
本展では、模造品やマネキンといった意味を持つ「ダミー」をテーマに、複製可能なものの表面に対して、内側は唯一のものが形成されるという時間や他との関わりを、崩壊という現象を通して表現します。オブジェや映像、平面作品を組み合わせた展示は、互いが関係を持ち一つの空間を作り上げていきます。福岡での初個展をぜひご高覧ください。
「全てのものが均一化しつつある状況や人間さえも取り換え可能なものとする経済システムのなか、唯一オリジナルのものを感じることがあるとすれば、風化や肉体の代謝といった崩壊過程だと考える」 諫山元貴
諫山元貴(Genki ISAYAMA)
1987年 大分県生まれ。京都造形芸術大学卒業後、広島市立大学大学院芸術学研究科修了。 主な展覧会に、「EN Art Film Series Vol.1 -諫山元貴 Genki ISAYAMA | Order #3- 」(DHARMA 沼津、静岡、2020)、「ONLY CONNECT OSAKA」(クリエイティブセンター大阪、2019 )、「BankART LifeⅤ~観光」BankART Studio NYK、横浜、2017、「テレポーティング・ランドスケープ」(アートギャラリーミヤウチ、広島、2017)「Sights and Sounds: Japan」(The Jewish Museum、ニューヨーク、2016)、「N」Studio Haegue Yang、べルリン、「UTOPIA–何処にもない場所–」(ART BASE 百島、広島、2012)、「Trans-Plex」(關渡美術館、台北、2011)などがある。 主な受賞に「OPEN CALL KAIKA TOKYO -THE SHARE HOTELS-」入選・設置(2020)、「ゲンビどこでも企画公募2019」観客賞、「NONIO ART WAVE AWARD 2019」グランプリなどがある。