思考をめぐらせる作品鑑賞
対話を深めるスキルを養う2日間の教育プログラム
山口情報芸術センター[YCAM]では、対話を通して芸術作品を鑑賞する手法「対話型鑑賞」のスキルを学ぶ2日間のイベント「鑑賞ナビゲーターキャンプ2021」を開催します。対話型鑑賞は、芸術作品になじみがないと感じる人でも作品鑑賞を楽しんでもらえるように、近年美術館で導入されるようになった作品鑑賞手法です。観察力や思考力、コミュニケーションスキルなど、作品鑑賞以外の能力の向上にも寄与するため、近年、学校教育や医療、ビジネスの現場においても注目を集めています。本イベントでは、鑑賞教育の専門家として、研究者で京都芸術大学准教授の伊達隆洋(だて・たかひろ)氏を講師に迎え、様々な解釈が可能な作品の鑑賞と、そのファシリテーション技術のレクチャーを実施。対話型鑑賞の基本から実践まで本格的に学んでいきます。
正解か不正解かといった二元論ではない、問題の解決方法や異なる価値観を持つ他者とのコミュニケーションのあり方について考えを深めるとともに、YCAMが重視する、協働を通じた創造の可能性についても触れる機会を創出します。
ぜひご参加ください。
注記:
※要申込、抽選(申込方法は公式サイト参照)定員:40人、対象:18歳以上
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により、本プログラムが全オンラインでの実施になる可能性がございますので、ご了承ください。