本城直季 (un)real utopia
宮崎県立美術館

大判カメラの「アオリ」と呼ばれるレンズ操作を用いて、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家・本城直季。
まるでミニチュアの世界のような感覚を想起させる作品は、この世界の実在と虚構を問いかけます。同時に、“まち”や“ひと”を被写体とした作品からは、人間の営みへの作家の温かく愛おしげな眼差しを感じることもできるでしょう。
本展は、2006年に第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」シリーズをはじめ、アフリカのサバンナを切り取った初公開シリーズ「kenya」や、住宅街の路地裏で長時間露光によって撮影された「LIGHT HOUSE」など約200点の作品を紹介。本城直季初の大規模個展として、これまでの仕事を通覧します。
加えて本展では、宮崎県を被写体とした本展のための特別な撮り下ろし作品も展示。写真家・本城直季の目を通して見る私たちの“まち”の不思議をぜひご堪能ください。

関連イベント

※新型コロナウイルスの対応で、変更する可能性があります。

本城直季によるアーティスト・トーク ※終了しました

  • 日時:7月31日(土) 14:00~15:00
  • 会場:2階 アートフォーラム
  • 定員:50名
  • 申込方法:7月1日(木) 10:00から電話(0985-20-3792)、またはこちら(宮崎県電子申請システム)から受付(先着順)
    ※参加無料

ワークショップ:本城さんの写真に写ろう! ※定員に達したので、申込を締め切りました

  • 内容:大判カメラを使用して本城さんが皆さんの姿を撮影します。ミニチュアのような作品世界に入り込んでみましょう。
  • 日時:8月22日(日) 14:30~16:30
    ※雨天決行、荒天中止
  • 場所:1階 アートホール集合、総合文化公園内
  • 定員:20名
  • 申込方法:7月20日(火) 10:00から電話(0985-20-3792)受付(先着順)
    ※参加無料

学芸員によるギャラリートーク

  • 日時:8月8日(日・祝)・14日(土)・29日(日) 14:00~14:30
  • 会場:2階 企画展示室
  • 定員:15名
  • 申込方法:13:30から2階 アートフォーラムにて受付(先着順)
    ※要観覧券
参加アーティスト
本城直季(ほんじょうなおき)
1978年東京都生まれ。2004年、東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。『small planet』(リトルモア、2006年)で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞。作品制作を続ける傍ら、ANA機内誌『翼の王国』で連載するなど、幅広く活動している。作品はメトロポリタン美術館やヒューストン美術館にパーマネントコレクションとして収蔵されている。
Twitter @honjo_exhibit (https://twitter.com/honjo_exhibit) 
展覧会公式ホームページ https://honjonaoki.exhibit.jp 
開催情報
日程
時間
10:00~18:00(展示室への入室は17:30まで)
備考
※休館日:月曜日(8月9日を除く)及び8月10日(火)
会場
宮崎県立美術館 

 880-0031 宮崎県宮崎市船塚3-210

料金
一般800(700円)/小中高生500(400円)
・()内は20名以上の団体、全教互会員カード、JAFカード、SD(セーフドライバー)カードをご提示の方(提示者含め5名まで)、ちらし・ホームページ等の割引券ご利用の方
・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をご提示の方、本人とその介護同伴者1名は無料
主催
宮崎県立美術館、朝日新聞社、UMKテレビ宮崎、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
Webサイト
https://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/box/tokubetsu.html
お問い合わせ
宮崎県立美術館 学芸担当
TEL. 0985-20-3792
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