いま、改めて見つめ直す〈アート〉〈環境〉〈ライフ〉 坂本龍一と高谷史郎の名作を一挙に再展示!
山口情報芸術センター[YCAM]では、「山口ゆめ回廊博覧会」の一環として、音楽家の坂本龍一とアーティストの高谷史郎と YCAM による展覧会「ART– ENVIRONMENT–LIFE(アート・エンバイロメント・ライフ) 2021」を開催します。
坂本と高谷はともに開館以来、YCAMにおいてインスタレーション作品などを多数制作/発表しており、共作も手がけてきました。本展では、坂本と高谷が過去にYCAMで制作/発表した3つのインスタレーション作品をYCAMをはじめとする市内各所で発表します。
霧に投影される映像とそれに融合するサウンドが環境への感覚を開く《LIFE ― fluid, invisible, inaudible…(ライフ、フルーイド・インビジブル・インオーディブル)》、世界各地の樹木の生体データからサウンドを生成する《Forest Symphony(フォレスト・シンフォニー)》。水が見せる複雑な変化を抽出することで新たな空間を創出する《water state 1(ウォーター・ステート1)》。
いずれの作品も、鑑賞者に繊細な感性の揺らぎを喚起させ、過去から未来へ向けたアートや環境、生活に対する思考の連鎖をもたらすでしょう。この機会にぜひご体験ください。