EUREKAでは、11月13日より牛島智子個展「炭素ダンスでエウレカ」を開催いたします。
牛島智子(1958年生まれ)は福岡県八女市を拠点に活動している美術家です。1982年に九州産業大学芸術学部美術学科を卒業。卒業後に上京しBゼミ(1967年に創設された現代美術の私塾)で学び、1980~90年代は東京で個展を重ねています。1999年に活動拠点を福岡・八女に移し身近な自然や資源に目を向け、地元の素材を活かして地域の文化を伝えながら精力的に発表を続けています。
本展では、新作の油絵、ドローイングと、和紙に描かれた大作、オブジェなどこれまでの作品を織り交ぜて紹介いたします。さまざまな作品で物語る牛島智子の豊穣な世界をお楽しみいただけたら幸いです。
《作家メッセージ》
「筑後アートファーム計画2019でウティット・アティマナさんの取材を受けた。彼は「美術は死んだ、文化は残ると思うけど」と言った。裸の王様的なもの言いに共感もしたが、私は美術だからできること、美術にしかできないことがあると思った、その一つが画廊という存在だった。」
牛島智子(Tomoko Ushijima)略歴
1958年福岡県八女市生まれ。1982年九州産業大学芸術学部美術学科卒業。1985年Bゼミ修了。ヒルサイドギャラリー、スカイドアアートプレイス青山での個展、1993年Triangle Artist Workshop AIR、1995年今日の作家展(横浜市民ギャラリー)、1999年灰塚アースワークプロジェクトAIR、活動拠点を福岡に移し水車場,精蝋所,紙漉き場など見学する。近年の展覧会として、2008年「旅する青二才」(ギャラリーアートリエ)、2015年ちくごアートファーム計画(九州芸文館)、2020年牛島智子個展「40年ドローイングと家婦」(福岡市美術館)、2021年「とりのメウオのメそして永常さん」(パトリア日田) など。
[ 関連イベント ]
《トーク》
11月13日(土)14:00-15:00 無料 定員10名
花田伸一(キュレーター/佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)×牛島智子
「アートファームとウティットさんとの話の続き」
11月20日(土)14:00-15:00 無料 定員10名
尾中俊介(Calamari Inc)×牛島智子
「ノイズ+フレーム=炭素ダンス」
《ワークショップ・デッサン会》
11月27日(土)14:00-15:00 参加費1300円 定員7名
「踊る人を見る、記憶のシャッターを押す、気配を聞きながら描く」
踊る人-ハエちち(宮原一枝,徳永恭子) /デッサン会案内人-牛島智子
[申込方法]
参加されたいトークの日、氏名、電話番号、参加人数を添えて、下記メールアドレスよりお申込みください。
メールアドレス:eureka@cap.ocn.ne.jp
※ギャラリーからの予約確認をもってお申込完了といたします。