大学から地域へ出てアート・プロジェクトやワークショップ等に取り組む「佐賀モバイル・アカデミー・オブ・アート」(略称SMAART、2017 年~)。
今回のテーマは「佐賀今昔アート」。 現代アートを通じて佐賀県内の前近代に関する地域資源に触れようという試みです。
長崎街道を歩いた白象×アート×仏教トーク
島袋道浩(美術家)が2001 年に発表した《二度起こること:象の話し》は18 世紀に長崎街道を歩いた白象をめぐるアート・プロジェクトです。そのとき制作された白象作品が現在保管されている願正寺にてアートと仏教とが出会うクロストークを行います。
2021年12 月25日[土] 17:00-19:00
会 場:願正寺(佐賀市呉服元町6-5)
講 師:島袋道浩 + 松久保修平 + 熊谷信隆
内 容:長崎街道を歩いた白象をめぐるアートと仏教のお話し
定 員:学生 + 一般20 名程度(予約不要)
参加費: 無料
※十分な防寒対策の上ご参加ください
売茶翁×オレクトロニカ茶話会
江戸期の佐賀ゆかりの禅僧、売茶翁(1675- 1763)は京都の路上でお茶を商いながら禅の教えを人々に説きました。同じくこれまで数々の路上での表現活動に取り組んできたオレクトロニカ(美術ユニット)をゲストに交え、お茶を飲みながら売茶翁と現代アートとの接点について語り合います。
2022 年1月9日[日] 14:00-17:00
会場:肥前通仙亭(佐賀市松原4-6-18)
講師:川本喜美子 + オレクトロニカ
内容:売茶翁と路上表現をめぐる話とお茶会
定員:学生 + 一般10~20 名程度(要予約)
参加費: 1,000 円(お茶代)
申込:「佐賀今昔アート」HP からお申し込みください
和ロウソクと燭台づくり
地域の昔ながらの素材を用いながら強くしなやかな作品創作に取り組んでいる牛島智子(美術家)をゲストに迎え、長崎街道沿いの古民家モノづくりカフェ「こねくり家」にてワークショップを行います。
2022 年1月22日[土] 14:00-17:00
会 場:こねくり家(佐賀市柳町4-16)
講師:牛島智子
内 容:佐賀ゆかりの櫨のロウソクと樫のコマの燭台を作ります
対 象:小学校高学年~一般16 名(要予約)
参加費:1,500 円(1ドリンク付)
申 込:「佐賀今昔アート」HP からお申し込みください
フォーラム 地域×アート×キュレーションの行方
現代アートの発表場所は美術館やギャラリー等のみにとどまらず地域各所やインターネット上など限りなく拡がっています。本フォーラムでは地域で展開される表現活動を支えるキュレーションやマネジメントについて九州内で活躍する注目の若手人材をゲストにお招きし意見交換を行います。
2021年12 月26日[日] 13:00-16:00
会 場: 旧古賀家(佐賀市柳町3-15)
ゲスト:
関岡絵梨花(福岡県文化振興課学芸員)
松久保修平(長崎県美術館学芸員)
佐々木玄太郎(熊本市現代美術館学芸員)
羽鳥悠樹(福岡県文化振興課学芸員)
小栗栖まり子(対馬博物館学芸員)
松田雅代(BEPPU PROJECT プロジェクトリーダー)
司 会: 花田伸一(キュレーター / 佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)
内 容: 各ゲストの企画事例紹介とフリーディスカッション
対 象: 学生 + 一般20 名程度(予約不要)
参加費:無料
オンライン中継あり
※詳細は「佐賀今昔アート」HPをご覧ください