幅広い文脈から「食」を捉え直す 1年間の活動の成果を発表するショーケース
山口情報芸術センター[YCAM]では、「食」とそれを取り巻く倫理的側面との関係についての研究開発プロジェクト「食と倫理リサーチ」の研究成果を発表する展覧会「食と倫理リサーチ[リサーチ・ショー ケース]」を開催します。 「食と倫理リサーチ」は、災害、バイオテクノロジー、 倫理、そしてサステイナビリティの観点から「食」を捉え直すためのプロジェクトとして2021年度からスタート。これまでアーティスト/料理人の岩間朝子、インドネシアを拠点とする食にまつわるコレクティブのバクダパン・フード・スタディ・グループとともにリサーチを重ねています。 この展覧会では、ここまでのリサーチの成果とし て、山口県で活動する料理人や食料生産者、生活者、 そして、岩間やバクダパンへのインタビュー映像を資料とともに展示します。また、会期中には食の問題に関心を持つアーティストや研究者を招いたトークイベントも開催します。 幅広い文脈から食への理解を促す本イベントを通じて、食を取り巻く現在の状況や、人間と消費の関係性の一端を描き出します。