ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ
北九州市立美術館 本館・アネックス

20世紀フランスを代表する画家、ジョルジュ・ルオー(1871-1958)は、敬虔なキリスト教徒であり、生涯にわたって「受難」や「キリスト像」などの宗教主題を数多く描きました。本展は、人間の苦悩、あるいは慈愛や赦しを表現したルオーの画業の軸である聖なる芸術に焦点をあてます。伝統的な画題でありながら、その造形表現は極めて革新的であり、テーマの根底には、同時代の社会や人間に対する画家の深い共感と理解がありました。文化の違いや国境を越え、今なお多くの人々を惹きつけているルオーの聖なる芸術の意味と現代性(モデルニテ)について、あらためて問います。

本展には、ヴァチカン美術館が初めて日本に出品する《秋 または ナザレット》などの作品群のほか、パリからはルオー晩年の傑作が多数来日します。国内外の《聖顔》や「聖書の風景」を描いた名品をあわせ、油彩画、水彩画、版画、資料を含む約140点を展覧します。ルオー芸術の集大成から、画家が目指した美しい愛のかたちに迫ります。

参加アーティスト
ジョルジュ・ルオー
開催情報
日程
時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
備考
休館日/月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)、12月29日~1月1日
会場
北九州市立美術館 本館・アネックス 

 804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21−1

料金
大人1200(1000)円
高・大生800(600)円
小・中生600(400)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を提示の方は無料。年長者施設利用証(北九州市交付のもの)を提示の方は2割減免。 ※前売り券は、ローソンチケット(Lコード:84372)、チケットぴあ(Pコード:769-378)、セブン-イレブン、ファミリーマート、小倉井筒屋、黒崎井筒屋、北九州モノレール主要駅(11月中旬~)、筑豊電鉄主要駅(11月3日~)で販売。※ローソンチケット、チケットぴあ、セブン-イレブン、ファミリーマートについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります。
主催
ルオー展実行委員会(北九州市立美術館、毎日新聞社、RKB毎日放送)
Webサイト
http://kmma.jp/honkan/exhibition/2018_georges-rouault.html
お問い合わせ
北九州市立美術館 本館・アネックス
〒804-0024 北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21番1号
TEL:093-882-7777 FAX:093-861-0959
 情報訂正のご連絡