青木龍山作品コレクションは、当館が所蔵する青木龍山氏(1926~2008)の陶芸作品62点からなるものです。
龍山氏は、日本藝術院会員であり、また、平成17年(2005)には文化勲章を受章されるなど、日本陶芸界の最高峰の陶芸家として足跡をしるされてきました。
平成21年(2009)1月、御子息の青木清高氏から、龍山氏の昭和30年代の初期作品から平成19年(2007)までの代表作品61点を寄贈していただきました。
コレクションは、龍山氏の長年にわたるたゆまない創作活動による、初期の染付や色絵、白磁の作品、独自の作風となった天目の作品、さらに釉彩や染付と組み合わせた絵画的な作品など、多様な陶芸作品からなります。
常設展示コーナーでは、作品の特徴や変遷などを時代ごとに4~5点を展示しており、毎月展示替えを行っています。
青木龍山作「遊」九州陶磁文化館蔵