2018年、いわさきちひろ(1918-74)は生誕100年を迎えます。
絵本、挿絵、カレンダーなど、さまざまなメディアを通じてその絵は生活の隅々にまで浸透し、没後40年を超えてなお膨らみ続ける人気は今や世界に広がりつつあります。
本展は、「絵描き」としてのちひろの技術や作品の背景を振り返る展覧会です。ちひろはどのような文化的座標に位置し、どのような技術を作品に凝らしたのか。新出の資料も交えた約200点の展示品を通じて作品の細部に迫り、童画家としてのちひろイメージの刷新を試みます。
◇ギャラリー・トーク
会場を巡りながら、ちひろ美術館の学芸員によるギャラリートークを行います。
日時:4月20日(土)11:00~
会場:福岡アジア美術館企画ギャラリー(展覧会会場内)
講師:上島史子(ちひろ美術館主任学芸員)
申し込み:不要(本展チケットが必要です)