《一角獣》 1885年頃 ギュスターヴ・モロー美術館蔵
Photo © RMN-Grand Palais / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF
ギュスターヴ・モロー(1826‐1898)は、フランス象徴主義を代表する画家です。19世紀末のパリで、精神よりも物質を、宗教よりも科学を重んじる気運が高まる中、「目に見えるものは信じない」と神話や聖書の世界を描き続けました。
古今東西の装飾モチーフを取り入れ、幻想的な作品の数々を生み出したモロー。その素顔は謎めいており「パリの真ん中に隠れ住む神秘家」とも呼ばれました。
本展では、そんなモローの描く女性像に焦点を当て、代表作《出現》(1876年頃)、《一角獣》(1885年頃)を含むギュスターヴ・モロー美術館の所蔵作品約100点を紹介します。
〈関連イベント〉
講演会
【要申込】※申込方法は下記のとおり
「ギュスターヴ・モローのサロメ」
日時:2019年10月6日(日)午後2時〜午後3時30分(予定)
講師:喜多崎 親氏(成城大学教授)
会場:福岡市美術館1階ミュージアムホール
定員:180名
料金:聴講無料 ※但し本展観覧券もしくは半券の提示が必要
申込締切:9月15日(日)必着
出品作《出現》をはじめとするモローが描くサロメ像について、19世紀フランス象徴主義を専門とする喜多崎親先生にお話しいただきます。
「モローが愛した女たち~怪物から乙女まで~」
日時:2019年10月27日(日) 午後2時~午後3時30分(予定)
講師:中野京子氏(作家・ドイツ文学者)
会場:福岡市美術館1階ミュージアムホール
定員:180名
料金:聴講無料 ※但し本展観覧券もしくは半券の提示が必要
申込締切:10月5日(土)必着
ベストセラー『怖い絵』シリーズの著者であるドイツ文学者の中野京子さんに、モローと女性をテーマにお話しいただきます。
【申込方法】
はがきまたはメールで受付。
ご希望のイベント名、郵便番号、住所、参加者全員の氏名(ふりがな)、電話番号、参加人数(1通につき最大2名まで受付可)を明記のうえ、下記宛にお申込みください。
【申込み・お問合せ先】
西日本新聞イベントサービス内「モロー展・講演会」係
〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-1
E-mail:moreau_fuk@nishinippon-event.co.jp
TEL:092-711-5491(平日9:30~17:30)
※2名で応募される場合は、それぞれの氏名を明記してください。
※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
※当選者の発表は聴講券の発送をもってかえさせていただきます。
※ご応募の際にいただいた個人情報は、 本イベントの連絡にのみ使用させていただきます。
ギャラリートーク
【事前申込不要】※各1時間程度。聴講無料ですが、当日の本展観覧券が必要です。いずれも開始5分前に特別展示室前にお集まりください。
「怪物のような悪女編」
日時:2019年10月11日(金) 午後6時~
「悪女」をテーマに、担当学芸員が皆様をモローの世界にナビゲートします。
「純潔の乙女編」
日時:2019年11月9日(土) 午後3時~
「乙女」をテーマに、担当学芸員が皆様をモローの世界にナビゲートします。