長崎県美術館 県民ギャラリーにて「写真展 オードリー・ヘプバーン」が開催されます。
オードリー・ヘプバーン(1929-1993)は 1953 年、「ローマの休日」で銀幕の世界に舞い降り、アカデミー主演女優賞を獲得しました。その後「麗しのサブリナ」、「ティファニーで朝食を」、「マイ・フェア・レディ」などで、絶大な人気と女優としての確固たる地位を得ました。
女優としてのオードリーは、映画作品ではアカデミー賞のほかに、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を受賞し、没後にはグラミー賞とエミー賞を受賞しています。痩身で大きな瞳と長い脚はそれまでの女優のイメージを一新し、映画での活躍だけではなく、同時代のファッションアイコンとしても名を馳せました。オードリーが亡くなったのは 1993 年、すでに 25 年を経ようとしていますが、今なおその姿は人々の脳裏にしっかりと焼き付けられ、お茶目な妖精のような美貌は輝きを失っていません。オードリーはインターナショナル・ベスト・ドレッサーに選ばれ殿堂入りをしており、今日においてもファッション界から敬意を払われています。
「史上最高の美女」、「20 世紀最高の美女」にも選出されオードリーはその生涯を通じてファッション界に刺激を与え、現代の女性たちからも支持を集め続けています。
本展は、ファッション、映画、プライベートをテーマとして構成します。カリフォルニアのmptv 社の全面的な協力を得て、同社が所蔵する約 1,500 点に及ぶオードリーのフォトコレクションより、一流のハリウッドフォトグラファーによる写真作品約 150 点で展観します。