サイトウマコト 臨界―Criticality―


日程
会場
北九州市立美術館 本館・アネックス

北九州市出身のサイトウマコト(1952-)は、1980年代よりグラフィック・デザイナーとして国際的に認められる活躍をみせ、2005年頃より本格的にペインティングに主軸を移したアーティストです。
最近作のアーティストの肖像シリーズでは、フランシス・ベーコンやアントナン・アルトーなど、描かれる「顔」への強い執着によって、対象に肉薄し、隠された内部を抉り出していくような強烈なイメージが提示されます。自身の葛藤や、アーティスト同士のぶつかり合いで生まれる化学変化をそのまま凝固させたような画面は、拡大鏡越しに印刷物を覗いたかのようなミクロとマクロの世界の往還を引き起こし、視覚上の境界とその揺らぎについても強く意識させるものです。
また、写真という2次元の情報を主として、対象の内奥を探る試みは、一方でサイトウ自身を移す試みでもあり、表層的なイメージの氾濫が加速する現代において、いかに自らの強度を保つかといった作家の命題に対する答えでもあります。
本展では、金沢21世紀美術館での初個展から10周年のプロセスが濃縮された約30点で、独自の世界観を展観します。

写真:《Neural Network_10》、215.0×163.0 cm、oil on canvas、2016、Private collection, Japan

Information
日程
時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
備考
〇学芸員によるギャラリートーク
【日時】10月26日、14:00より
【場所】展覧会場内

※休館日:月曜日(ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)
会場
北九州市立美術館 本館・アネックス

 804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21−1

料金
一般   1,100(900)円
高大生  600(400)円
小中生  400(300)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。なお障害者手帳を開示の方は無料。北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(年長者施設利用証等の提示が必要)。
主催
サイトウマコト展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞社)、美術館連絡協議会
URL
http://www.kmma.jp/
お問い合わせ
TEL:093-882-7777

Editor / 小林愛惠