音と旅する鉱物展 九州大学総合研究博物館コレクション
三菱地所アルティアム
本展メインビジュアル

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日本屈指の鉱物標本を音楽家 原摩利彦による音とともに紹介します

海底奥深くで生成した石、宇宙から落下した隕石、数十億年前の石。鉱物をめぐる時間と空間の厚みは、膨大な情報が行き交い、目まぐるしいスピードで変化していく現代において、そのスケールを捉え直すきっかけを与えてくれているようです。本展では、国内でも最大級の750万点の貴重な博物標本・資料を収蔵する九州大学総合研究博物館の中から選りすぐりの鉱物コレクション約100点を、現代アートや舞台、映像など幅広い分野で活躍する音楽家 原 摩利彦が手がけた音とともに紹介いたします。九州大学総合研究博物館の鉱物は、通常は一般公開されておらず、本展は量・質ともに充実した標本をご覧いただける貴重な機会となります。 自然や街の中で音を集める“フィールドレコーディング”の 手法を取り入れる原は、同館を訪れて収集した鉱物の音や、鉱物から連想した音をもとに作曲し、本展のための音楽を制作いたしました。原によって紡ぎ出される、五線譜に書き表せない不思議な音、どこか懐かしくも新しい揺らめく音に包まれ、鉱物を眺めることは、目には見えない遠い時代や場所への想像を掻き立て、新たな鑑賞体験をもたらすことでしょう。

【ギャラリーツアー 「鉱物の魅力にせまる旅」】
九州大学総合研究博物館の中西 哲也准教授が、鉱物の魅力についてお話しします。
日時:1月11日(土) 14:00~(30分程度)
会場:三菱地所アルティアム (イムズ8F)
※参加無料・予約不要(要展覧会チケット)

参加アーティスト
原 摩利彦(はら まりひこ) / 音楽家 1983年生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研 究科修士課程中退。 音風景から立ち上がる質感・静謐を軸に、ピアノを使用した ポスト・クラシカルから音響的なサウンドスケープまで、舞台・ 現代アート・映画など、さまざまな媒体形式で制作活動を行う。 2019年MH Studio Inc.設立。近年の活動として、アルバム 《Landscape in Portrait》(2017)をリリース。振付家 ダミ アン・ジャレによる舞台《Omphalos》(2018)の音楽を坂本龍一 と共作。彫刻家 名和晃平のインスタレーション《Biomatrix》 (2018)のサウンドスケープを担当。野田秀樹率いるNODA・ MAPでは、舞台《Q》(2019)のサウンドデザインを手がけるなど、 第一線で活躍するアーティストとのコラボレーション・プロジェクトも精力的に行っている。
開催情報
日程
時間
10:00-20:00
備考
12/31(火)、1/1(水・祝)は休館日
会場
三菱地所アルティアム 

 810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8F

料金
一般 400(300)円、 学生300(200)円、 高校生以下無料、 再入場可
※( )は前売料金(チケットぴあ)・10名以上の団体料金
※アルティアムカード会員・三菱地所グループCARD(イムズカード)会員無料
主催
三菱地所、三菱地所アルティアム、西日本新聞社 
お問い合わせ
三菱地所アルティアム
Tel 092-733-2050
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