作家たちの器とともに茶の湯と甘味を味わう 「肥前やきもの圏群雄割拠春の陣2019」が武雄で開催

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  • 木本 真澄
  • BY  木本 真澄

    時々佐賀にやってくる、さすらいのフリーランス・エディトリアルワーカー。

暦の上で春を迎える2月上旬。外気はまだ肌を刺す冷たさだが、夕暮れ時に見た時計の針が思いのほか遅くなっているのに気づくと、近づく春の訪れに歓喜を覚える時期でもある。

この季節、九州屈指の日本庭園「慧洲園」で、『肥前やきもの圏 群雄割拠!春の陣』を訪れてみるのはいかがだろう。

肥前窯業圏が誇る気鋭の作家たちの器とともに茶の湯と甘味を味わう催しだ。

会期は2月8日(金)~11日(月)の3日間。会場は、武雄市の陽光美術館。

手火鉢でおもちを焼いて、アツアツぜんざいを食すグルメ体験、陶芸家がどうしても手放したくない特別な作品を展示する「いとをし・かたやぶれもん」、金継ぎワークショップ:やきものを繕う特別な体験「金継ぎワークショップ」(所要時間約3時間、参加費9000円、要予約)と、食べて、見て、体験して、焼き物をとことん楽しむ3日間となっている。

中日(なかび)の2月9日(日)には、作家たちによるギャラリートーク「きかせて、かたやぶれもん」(13時~)と、人気金継師の鶴田純久氏による特別講演「What’s 金継ぎ」(14時~)が開催される。

極上の日本庭園で、焼き物を見る、使う、繕(つくろ)う、3つの角度から楽しむ贅沢な催しだが、その味わいをさらに深めてくれるのが、参加している窯元の作家たちの多様性に飛んだ顔ぶれだ。

亀翁窯、宸山窯、康雲窯、東馬窯、七ツ枝窯、雅人工房、宝寿窯という、武雄を代表する窯元のほか、眞珠陶磁器工房(嬉野市)、スタジオワニ(長崎県・波佐見市)、五反林窯(多久市)、龍仁窯(唐津市)、陶房708(有田町)と、肥前窯業圏から多彩な作品が登場する。

※金継ぎワークショップ等の詳細は「たけおポータル」をご確認ください。

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