ぽたり編集部だより 「ぽたりすと」本格始動はフライヤーの封入から!

potariを運営する「ぽたり編集部」より、編集部ミーティングの様子をお伝えします。初回は古藤由美子からミーティングの報告をします!

私たち「ぽたり編集部」のメンバー、通称「ぽたりすと」は、佐賀のアート情報を発信したいという志を持つ社会人、大学生で構成されています。メンバーのほとんどは、ポータルサイトの運営や記事執筆にはじめて取り組みます。

そんな人たちが「potari」を開設できたのは、「SMAART 佐賀モバイル・アカデミー・オブ・アート」のおかげなのです。SMAARTとは、佐賀および周辺地域のアートマネジメント人材の育成を目指すプロジェクトで、佐賀大学芸術地域デザイン学部が主催しています。2017-19年度の3年間にわたってセミナーや実践活動を展開するとともに、地域の文化芸術に関する情報や人材が集まるネットワークをつくることを目指しています。このSMAARTの活動の一環で、佐賀周辺のアート情報を発信するポータルサイトpotariが生まれました。

SMAARTでは2018年度、ふだんは仕事や家事育児、勉学に勤しんでいる「ぽたりすと」をポータルサイト運営ができる人材に育成する講座が開かれました。私たちはぜいたくにも第一線で活躍されている講師陣からサイト運営に必要なスキルやノウハウを学ぶことができました。そんな有意義な今年度の講座がすべて終了し、ついにpotariの運営へと活動がシフト。これからは情報発信のイロハを学んだ「ぽたりすと」が主体となって、potariを魅力あるサイトに育て、ひろめることが求められてきます。

自主的な活動の第一歩として、2018年12月初旬に記念すべき1回目の編集部ミーティングを、佐賀市内のコミュニティスペース「ぺぺんち」で開きました。この日の内容は、広報物の打ち合わせやフライヤーの封入作業。他にも話し合いたいことが盛りだくさんでしたが、フライヤーの封入作業に時間がかかり、ミーティングの大半は内職作業のような光景に。畳敷きの部屋で「ぽたりすと」(に加えて、広報物デザイナーの江副さんも巻きこんで……)が座卓を囲み、黙々と作業に取り組みました。がんばって封入したフライヤーは、佐賀県内を中心に100を超える九州・山口各県の文化・公共施設や報道機関に送付しました。美術館などで見かけた際には、ぜひ手にとってみてください。

無心になってフライヤーを封筒に入れています

また、この日は完成した名刺も「ぽたりすと」に配布されました。デザイナーさんと共にデザインから制作に携わったため、愛着もひとしおです。実物を手にすると、「ぽたりすと」としての自覚が芽ばえました。これから取材先にうかがう際に、どんどん活用していきたいと思います。

次回のミーティングでは、イベント情報投稿作業などを行い、potariの掲載情報を充実させていきます!