1期 3人展A (2/23 Fri.~29 Thu.)
2期 生島+2 (3/1 Fri.~7 Thu.)
3期 亀川+2 (3/8 fri.~14 Thu..)
4期 ハッジス+2 (3/15 Fri.~21 Thu.)
5期 3人展B (3/22 Fri.~31 Sun.)
3/9 Sat. 15:00~16:30 亀川豊未 ワークショップ(orパフォーマンス)
参加料 1,000円
3/16 Sat. 15:00~16:30 アキレス・ハッジス サウンド・パフォーマンス
参加料 1,000円
3/31 Sun. 15:00~16:30 クロス・トーク+パフォーマンス・セッション
17:00~20:00 クロージング・パーティ
参加料 1,000円(パーティは+1,000円)
タイトルはアキレスと亀川2名の出品作家名と全体のテーマの典拠としている寺山修司の戯曲「レミングー壁抜け男」に由来する。アキレスと亀は到達できないことの喩えでもあるが、アートとは到達点が見えないことという意味でタイトルに掲げた。レミング は旅ねずみのことである。劇作「レミング-壁抜け男」とは、ある日突然アパートの壁が消えてなくなり、隣人同士の生活の境界もなくなってしまう話。展覧会は劇作品のストーリーをなぞるものではない。コロナ禍の長い期間、ステイホームやアクリル壁越しの対話を強いられてきたこの数年の閉塞的コミュニケーションから回復しつつある現在を寺山の壁抜け男に反映させ、個人の活動の壁を超え、3名の美術家が相互に表現の領分や素材、様式、主題などを交換・共有する試みである。生島は福岡在住、肖像画を主としながら、書や工芸を採り入れたインスタレーションも発表してきた。アキレスはマラカイボ生れ、東京を拠点にサウンド・パフォーマンス+インスタレーションによって活動してきた。亀川は北九州在住、木彫の人物像や動物像を制作してきた。この3名による交換/借用/なりすましプログラムが楽しみである。