ローカルメディアの解体!? まちの魅力を伝える地域文化誌

第3回目のサイト運営スキルアップ演習が2019年6月21日に行われました。

今回は、阿部純さんに「ローカルメディアを解体する」というテーマでお話しいただきました。ここでのローカルメディアとは、地域の身近なニュースや魅力をピックアップし、より生活に密着した情報を発信する小冊子やWebなどのメディアのことです。

阿部さんは、学生時代はお墓の研究をしていたそうです。現在は、紙媒体でのローカルメディアを研究しながら、ご自身も広島県尾道市で冊子「AIR zine」を2013年6月より刊行しています。

阿部さんはキャリーケースいっぱいにたくさんのローカルメディアを持ってきてくださいました。私自身、ローカルメディアに興味があったので、一度にこんなにたくさんのローカルメディアを見ることができるなんて!と思い、テンション上がりっぱなしでした。

休み時間もローカルメディアを見ながらおしゃべり

地元文化を再確認するローカルメディア・地域文化誌は、21世紀以降に増加し、東日本大震災が起きた2011年を転換点として続々と登場します。地方の人たちが自分たちの暮らしについて自分たちで語るようになり、まちの魅力を伝えるようになっていきました。これらの冊子には共通点がある一方で、相違点も存在しています。そのことから“気づき”を今後にどう活かしていくのか──。ローカルメディアにあふれた今、ヒントはたくさんあるはずです!

先生からの意見も聞きながら……

グループワークでは、ローカルメディアを実際に手にとって“気づき”の意見交換をしました。個人的に台湾の「小日子」という冊子が日本のものとは違って新鮮で好みでした!

編集部員の皆さんの顔と名前を少しづつ覚えてきて、積極的に話し合いができるようになってきたサイト運営スキルアップ演習3回目となりました。

次回7月11日は、「レポート執筆実践トレーニング」です!

みなさんの足手まといにならないように次回も頑張っていきたいと思います!!