繁華街も静まる日曜の夜、4人のメンバーが集まりました。3ヶ月ぶりのミーティング。オフラインは、5ヶ月ぶり。
時間的に、佐賀市市民活動プラザの利用者はほとんどおらず、フロアは私たちだけの貸し切り状態。そのおかげか話も弾み、盛り上がったり脱線したり、いつもより充実していたような気がします。
運営体制を整える
まずは、ぽたり編集部の運営体制に関することを話し合います。
ぽたり編集部専用ロッカーを、ついに借りました。過去の資料や制作物など共有の物を保管します。私たちは事務所を持ちませんが、小さな書庫ができてなんだか嬉しい。
続いて、ぽたり編集部の業務内容の整理と、スムーズな引継ぎのための土台づくり。円滑な運営に欠かせないサイト作成システムや連絡ツール、データファイル保管場所などやこれらの管理権限を改めて整理します。
そして、自分たちの活動の振り返りと、後世に残していくために、potariとぽたり編集部の歴史のアーカイブ化に取り組むことに。そもそもpotariは、「いま」の地域の文化芸術の情報を流通させることに加えて、「未来」のためにその情報を蓄積していくこともねらいとして始まったプロジェクト。アート情報はもちろんのこと、potari発足からコツコツと積み重ねてきた私たちの活動のあゆみを伝えていくことは、運営の基盤として必要不可欠です。
potariを広める
次に、potariを知ってもらう、広めることについて話します。
「potariを見て展覧会に来ました」という方々がいらっしゃるという嬉しいお話を、ギャラリーの方から度々伺うようになりました。potariの認知度が上がってきていることを実感しています。名刺を積極的に配る、芳名録記帳時に「ぽたり編集部」と書き添えるなど、より多くの人に知ってもらえるよう地道に広めていきます。
【緊急告知】ぽたり編集部、ラジオに出る。
そんな認知度アップを目指すぽたり編集部の元に、ある日朗報が。
なんと、佐賀市のコミュニティ放送局、えびすFM のラジオ番組に呼んでいただきました!
12/20(火)12:00~13:00 FM 89.6MHz 「さがFUN倶楽部・よかかんた~」
佐賀市周辺の皆様に、WEBサイトpoariと、ぽたり編集部を知ってもらうべく、ぽたりすと有志が張り切って出演します! 活動内容はもちろん、ぽたりすとたちの雰囲気なども感じ取っていただけるはずです。ラジオのみならず、PCブラウザやスマホアプリでも聴けます。ランチのおともに、ぜひお聴きください!
ブラウザ版プレーヤー→ https://fmplapla.com/ebisufm
もっと気軽に積極的に、そして野心的に、コンテンツを動かす
お気づきの方いるかもしれませんが、potariのホームページは「イベント情報」と「レポート」という2つのみで形成されています。ということは、〔コンテンツの充実=ほぼレポート内容の充実〕なのです。ぽたりすとのレポートローテーションが機能していない現状も反省しつつ、どんなことを取り上げたら多くの方に楽しんでもらえるか検討しました。
【アニメ、映画、音楽、ダンスなど、興味のあるものや好きなものについて、どんどん書いていこう!】
人々の興味関心や方向性は実に多種多様で、何に心に刺さるかわかりません。「こんなネタでも良いのだろうか」など迷いの声も出ましたが、ぽたりすとがそれぞれ、独自の視点で語るからこそ、サイト全体の内容の充実度や深みが増すのです。
【地域の皆様に身近なアート情報を発信しよう!】
県展や学童絵画展などの公募展、その募集情報、ワークショップや講座の開催告知、アート教室の紹介など、くらしに身近な地域の情報を増やして、佐賀の周辺地域の皆様にチェックしてもらえたらと思います。
【地域に縛られない普遍性のあるテーマも織り交ぜて、広く届けよう!】
potariには、PV数において長らく不動の1位を博している記事があります。その要因を考えると、読み応えに加えて、地域を越え全国的に通じる内容だからなのではという見解に至りました。このことから、地域を越えた皆様にも広くpotariを知っていただくチャンスはあると、「佐賀と周辺地域のアート情報」と謳っていながら敢えて取り組むことにしました。
WEBサイトの強みは、世界じゅうで閲覧できること。キーワード検索をかけたらたまたまpotariの記事に行き着いた、という出会いもあり得ます。そうして、遠方にお住まいの方が佐賀を訪れた際のお供にしてもらえたらと期待します。
地域文化を育む一員になりたい
ぽたり編集部は、potariを活用して、佐賀や周辺地域で活動されている団体や個人の方とタイアップでイベントを企画できたらと考えています。これまでいくつかのご縁があり、中には実現した企画もあります(「街なかかわらばん佐賀」とのコラボ企画)。関わり合うことで、少しずつ輪が広がっていき、地域文化を育む一員となれたら素敵です。ご興味ある方、お気軽にご連絡ください! (お問い合わせはコチラ)
ミーティング所感ー直接会って話す醍醐味
コロナ禍以来、ミーティングはオンラインメインとなっていましたが、今回は、直接会って話すことの意味を、メンバー間で確認することができました。
普段はそれぞれ違う環境にいるため、飛び交う情報の種類や量の豊富なこと。ちょっとしたつぶやきから生まれる新しいアイデアや企画、あれやこれやと膨らむイメージ、語り合って、深めていける場の貴重さ。
実際、多くのことを話し、少しずつでも前に進めることができました。言葉だけでは伝えにくかった技術面の疑問も、実際に見てもらえば一発で解決します。
オンラインも活用しつつ、今後もオフラインミーティングを開催したいものです。
やることや課題はたくさんありますが、なぜだかワクワクしながら帰路に着く日曜の夜でした。