ココロに効くアート ─美はどこから来るのか
九州芸文館

九州芸文館(福岡県筑後市)を拠点に2014年度より風土、身体、自然などをテーマに取り組んできたアートプロジェクト『ちくごアートファーム計画』。今回は「美」をテーマに三人の美術家による展覧会を開催します。
阿部幸子はひたすら紙を切り続けることで誰にも邪魔されないピュアな世界を紡ぎだします。元田典利は自身の家族の介護やアイドルへの憧れをテーマに空間を埋め尽くします。いわば自己救済とも呼べる二人の表現世界に対し、ウティット・アティマナは様々な表現者とともに社会の中で機能する芸術活動の可能性を模索しています。
国内外で展開されるアートフェスティバルや市民参加型展示など、昨今の地方創生のうねりの中で芸術と社会とがこれまで以上に関わりを深め、芸術と経済とがより一層結びつきを深める現代において、本展では改めて芸術の出発点を見つめ、「美」の原点を探ります。彼ら三者三様の営みを通じて、時代・地域・言語の違いを超えて私たちのココロを揺さぶる「美」の源泉に触れてください。

広報物デザイン:三迫太郎

【関連企画】

・パフォーマンス「カット・ペーパーズ」阿部幸子(美術家)

12.21 (土 Sat), 12.22 (日 Sun), 12.28 (土 Sat), 1.11 (土 Sat), 1.12 (日 Sun), 1.18 (土 Sat), 1.19 (日 Sun), 1.25 (土 Sat), 1.26 (日 Sun)

13:00-13:40, 14:30-15:10, 16:00-16:40 展覧会場

静寂のもと紙を切り続けるパフォーマンス。

Performance “Cut Papers” by ABE Sachiko (artist)

 

・元田典利(美術家)公開制作とパフォーマンス

12.21 (土 Sat), 1.12 (日 Sun), 1.13 (月・祝 Mon) 11:00-12:00 展覧会場

Performance by MOTODA Noritoshi (artist)

 

・講演「ポスト・ポストモダンの美学:AIとネットと社会不安の時代の感情と知と芸術」藤井雅実(芸術哲学研究者)

1.12 (日) 14:00-16:00 アネックス1-A

美学や現代思想をふまえつつ「美」について深く掘り下げ考えるためのレクチャー。

Lecture (Japanese only)  “Aesthetics of Post Post-Modern: Emotion, Intelligence, and Art in the Age of AI, the Internet, and Social Unrest” by FUJII Masami (art philosopher)

 

・展覧会サポーターとめぐるギャラリーツアー

12.28 (土 Sat), 1.13(月・祝 Mon) 13:50-14:20

〈展覧会サポーターによる鑑賞プログラム〉

本展では一般から募集した展覧会サポーターが半年間かけて鑑賞プログラムの企画・準備に取り組みました。ギャラリーツアーや鑑賞シートなどを通じて皆さまの作品鑑賞のお手伝いをします。

Gallery Tour with Exhibition Supporters (Japanese only)

 

*全て参加無料・申込不要。

*都合により変更・中止する場合があります。

 

 

【同時期開催展】
MEIJIKANアーティスト・イン・レジデンス Vol.1
牛島光太郎 USHIJIMA Koutarou
『スリップ  トリップ   slip trip』

参加アーティスト
【参加アーティスト】
ウティット・アティマナ
阿部幸子
元田典利
開催情報
日程
時間
10:00〜17:00
備考
休 館 日:月曜[ただし1月13日(月・祝)は開館、翌1月14日(火)休館]、12月29日(日)〜1月3日(金)
会場
九州芸文館 

 833-0015 福岡県筑後市大字津島1131

料金
入場無料
主催
ちくごアートファーム計画実行委員会(福岡県、福岡県教育委員会、福岡県立美術館、筑後市、筑後市教育委員会、筑後商工会議所、NPO法人芸術の森デザイン会議、ちくごJR芸術の郷事業団)
Webサイト
www.kyushu-geibun.jp/main/4696.html
お問い合わせ
「ちくごJR芸術の郷」事業団
〒833-0015 筑後市大字津島1131(九州芸文館内)
TEL:0942-52-6435 FAX:0942-52-6470
Mail:info@kyushu-geibun.jp
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